泡沫夢幻(ほうまつむげん)の意味とは

泡沫は、泡・あぶくを意味しており、泡やあぶくのように儚いものをあらわし、夢幻は、夢や幻のように儚いものをあらわす言葉です。

したがって、泡沫・夢幻という二つの儚いものをさす言葉が使われている泡沫夢幻は、非常に儚いことをあらわしている言葉です。

また、泡・あぶく・夢・幻のように人の命が簡単に儚く消え去ってしまう事から、人の命・人生は儚いものであることも意味しています。

また、泡沫夢幻は、「夢幻泡沫(むげんほうまつ)」と表記することもあります。

類語には、一炊之夢(いっすいのゆめ) 夢幻泡影(むげんほうよう)などがあります。

夢幻泡影は、泡沫夢幻(夢幻泡沫)と似ており、意味も同じく人生が儚いことをあらわす言葉ですが、泡沫夢幻は「金剛般若経」を出典とした仏教語であるため、使い分けに注意して下さい。

泡沫夢幻のビジネスシーンでの使い方

泡沫夢幻という言葉はビジネス用語ではなく、日常的に使う言葉でもありません。

しかし、スピーチをする際に泡沫夢幻を使う事で、「怠惰に生きていたらなにも成せずにあっというまに人生が終わってしまう」ということを伝えて奮起をうながす事が出来ます。

泡沫夢幻の使い方と例文

どうせ何でも泡沫夢幻だからね。さあ改めて、加賀節でも承ろう。
出典:芥川龍之介「世之助の話」
泡沫夢幻の世に楽をせでは。
出典:幸田露伴「風流仏」
人生は、泡沫夢幻です。なにも努力せずに怠惰に生きてしまうとあっという間に人生が過ぎ去ってなにも成せません。日々努力しましょう。