仕事を辞めて働かないニートになりたいと思うこともたまにはあるでしょう。
ニートになるための準備は必要なのか、ニートになるための準備はなにをしたらよいのかなどが疑問点としてあげられます。
この記事では、ニートになるためのに準備に必要なものや、ニートになるための準備はなにをしたらよいかなどについて解説します、
目次
ニートになる際に考えておくべき事
ニートになれば仕事をしなくてよいため、なんて楽なのかと思うかもしれません。
しかし、働かないということは、全く収入がないことになります。相当なお金持ちであれば心配ありませんが、普通の人であれば、ずっとニートでいると破綻してしまうでしょう。
一生ニートでいれるのか考えておく
一生ニートで働かない生活に憧れる人もいるでしょう。会社に行かなくてよいため、時間的には自由です。
一定期間ニートになり英気を養ったあとは、また社会の中で頑張りたいと思うかもしれません。
しかし、昼まで寝て、誰かになにかをいわれることはない楽なニートの生活に浸ってしまうと、普通の生活には戻れないこともあるでしょう。
お金の心配がなければ、一生ニートになるという選択肢もあります。しかし一生ニートになる場合、徐々に人との関わりが少なくなって引きこもりになっていく傾向があります。
生活保護や親の遺産で暮らすことを選ぶ人もいますが、今仕事が嫌であるためニートになりたいと思っても、一生ニートでいれるのかについて考えておいた方がよいでしょう。
期間を決めてニートになるということを考えておく
また、期間を決めてニートになるという手もあります。
1年間だけニートになってみよう。5年間ニートになってみようなど、あらかじめニートになる期間を決めておき、その期間が終わったら社会復帰する方法です。
しかし長い間ニートでいるとなかなか社会復帰できなくなってしまうため注意が必要です。本人が億劫になるだけでなく、面接ではまたニートに戻ってしまうのではと警戒され、就職先が見つかりずらくなってしまうでしょう。
ニートになるための準備
何も準備せずにいきなりニートになると後々困ったことになります。準備をしてからニートになるように心がけましょう。
お金を貯めてニートになるための準備をする
ニートになるためには、その前にある程度のお金を貯めておくことが必要です。ニートの間は働かないことになるため、生活するためのお金を用意しましょう。質素倹約に努めたとしてもある程度のお金は毎月必要です。
食費や光熱費、ニートに欠かせないネット代や携帯代も必要です。
また、どのくらいニートをするかによって必要な金額が変わってくるでしょう。親に養ってもらっているのであれば話は別ですが、そうでなければニート期間に必要な金額を準備しなければなりません。
また、ニートをするために生活に必要な費用を減らす工夫も有効です。都会ではなく地方の不便な場所に住むことで住宅にかかる費用が安く抑えられるでしょう。
ニートは毎日通勤の必要がないため、少々不便なところでも生活していける事が多いです。また、車などの贅沢品を処分する方法もあります。
ニートの一年目に注意してほしいのは、税金や社会保険です。
住民税は前年の所得にかかるため、ニートを始めても1年程度は住民税を支払う必要があります。働いた期間に応じて失業保険は貰えるかもしれません。しかし、国民年金や健康保険などの保険料は自分で納める必要があります。
また、ニート期間中であっても在宅で働くことは可能です。ネット経由でフリーランスでもできる仕事はあります。しかし働くことでニートではなくなります。
目的を決めてニートになるための準備をする
なにも考えずにニートになることは、社会復帰のことを考えると危険です。
一定期間休養をとったり、自分を見つめなおすため一定期間ニートになったりするなど、ニートになるさいには目的を決めるようにしましょう。
社会復帰のことを考えて、一定期間ニートになるにしても仕事をしない期間になにをしていたのかを説明できる必要があるでしょう。
再就職などの社会復帰を行うとき、履歴書や職務経歴書に空白の期間があると、この期間なにをしていたのか企業の面接官から質問されます。
空白の期間があまりにも長いと、企業側がこの人を採用して本当に大丈夫なのか不安になり、再就職を行う上でマイナス材料になります。社会復帰を考える場合、あまり長すぎない期間でニートになる必要があるでしょう。
1年間ニートくらいであれば、社会復帰は可能ですが、5年程度になると相当な覚悟が必要です。
履歴書に空白期間がある場合、妥当な理由がある事が重要です。病気療養中であったり、親の介護をしていたりする事などは納得できる理由です。また、ボランティアをしていたり、国内または海外を放浪していたりすることも理由となるでしょう。
ニートになるには社会復帰のことも考えてから行動する必要があります。
人と接する機会について考える
ニートになったからといって、全く人と関わらないわけではありません。ニートは引きこもりではないため、就労をしないだけで、人と係わる機会はあります。
しかし、一般的には仕事を通じて人と接する機会が多いため、ニートになると人と接する機会が減ってしまうでしょう。
好んでニートになった人でも、少しは人と関わりたいと思う機会はあります。ニートは引きこもりと似ていると思われがちですが、ニートの場合は、人と接する機会が減ると孤独を感じることが多いです。
ニートになったら人生設計をもう一度考えてみるのもよい
普段仕事が忙しくて仕事のことしか考えられないと思っている人にとって、一定期間仕事から離れてニートになることは、物事をゆっくり考えてみるよい機会になります。
本当にやりたいことはなんなのか、これからなにをすべきなのか、人生設計をもう一度考えてみることができます。
あまりにも精神的に疲れてしまったとき、職場の人間関係に疲れたとき、ブラック企業に勤めて心も体も疲れ果てたときなど、ニートになりたいと思う理由は人それぞれですが、せっかくの機会にゆっくりと結婚や老後のことなど、今後のことについて考えてみることをおすすめします。
ニートになりたい理由はなにか
ニートになりたい理由は色々あります。仕事でいじめを受けた、仕事の人間関係が嫌になったということもあるでしょう。
上司と相性が合わないことや、セクハラやパワハラを受けたことが原因の場合もあります。就職が長く決まらないことでニートになってしまう人もいるでしょう。
また、人と関わりたくないせいでニートになる人もいます。
他人に興味がなかったり、昔登校拒否やいじめに合って人と関わるのが怖い、異性と接する機会が少ない、他人との交流が苦手だったりすることでニートになる人もいます。
ニートになりたいについてのまとめ
- ニートになりたい場合には、準備が必要です
- 一生ニートでいるのか、期間をきめるのかなどを事前に考えておくことが必要
- ニートになるための準備には、お金を貯める、目的を決める、全く人と関わらないのか考える、
- 人生設計をもう一度考えてみる、ニートになりたい理由は何か考えるなどがある