栄枯盛衰(えいこせいすい)の意味とは

栄枯盛衰とは、物事が栄えたり衰えたりすること。栄えたり衰えたりすることを繰り返すはかなさを表す熟語です。

草木が芽生え、栄え、枯れていくことをさしていましたが、転じて人や家門の繁栄や衰退を表すようになりました。

類義語には「平家物語」で有名な「盛者必衰」があります。

面目躍如のビジネスシーンでの意味

この言葉をビジネスシーンで使うことはほとんどないと思います。
したがって、よく使うビジネス用語ではありません。

しかし、業界や他社について議論や情報交換をする場合には例えや比喩として使うことは間々あります。

「A社は数年前まで業界シェアトップだったけど、今となってはあの有様。栄枯盛衰ははかないね。」
「B専務は常務との派閥争いに負けて子会社に社長として出向らしい。栄枯盛衰とはこのことだね。」

など、どちらかというとフランクな雑談や座談で使うことが多いと思います。そのため、言葉の意味程度は知っておいて損はありません。

報告書や営業日報など、公式的な文書で使うことはあまりオススメしません。

 

栄枯盛衰の例文

栄枯盛衰いろいろに、定めなき世も智恵あれば、どうにか活計はたつから。

出典:坪内逍遥「当世書生気質」

バルザックはパリの階級勢力の移動と栄枯盛衰がその間に激しく行われた七月、二月の政変をも経験したのであったが、彼は社会的変革も要するに金をめぐってもがく人間の流血的な循環運動にすぎぬと、観たのであった。

出典:宮本百合子「バルザックに対する評価」