リーマンショック以降、年収がアップしにくくなっている傾向が強くなっています。なかなかアップしない年収を補うには、副業をしてみるのも選択肢のひとつです。

ここでは、副業をするサラリーマンが多い理由、現場系、スキル系などの各種のサラリーマン向き副業、サラリーマンが副業をする前に確認すべきことなどを解説します。

この記事を通して目標を設定し、余裕のある生活をできるようになります。

副業をするサラリーマンが多い理由

サラリーマンが副業をすることには、さまざまな理由が考えられます。

ひとつの仕事に収入を頼っていると、なにかあったときに危険な状態になる可能性もあるためリスクマネジメントの意味で副業をする人もいます。

生活費が足りないため副業をする

平均年収はあまりアップしていないため、昔に比べて年収が少なくなった人も多いでしょう。

減ってしまった年収分を少しでも補い、今までと同じ普通レベルの生活をしようと考えて副業をする人も少なくありません。

1か月数万円でも副収入があれば、余裕ができて生活しやすくなるでしょう。

将来の蓄え副業をする人もいる

将来のことを考えて、貯蓄にお金を回したいという人もいます。

サラリーマンの年収は、目の前の生活をするためのお金として使ってしまうと、蓄えに回すお金が無くなってしまいます。

現実には年金を受け取れる年齢は、じりじりと引き上げられており、年金の金額も減る一方です。

また、税金や保険料は増えていく傾向にもあるため、将来のための蓄えに回そうと副業をするのもよい選択でしょう。

副業をしなければ生活がままならず困っている場合、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
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サラリーマンでもできる現場型の副業

もっとも簡単に手軽に始められるサラリーマンの副業には、現場系の仕事があるでしょう。スキルがいらない仕事が多いところと、アルバイトになるため収入の計算がしやすいところが魅力です。

工事現場での副業

本業が休みの日には工事現場でアルバイトをするのも、ひとつの副業です。

時給には限りがありますが、週に2回の休みの日を工事現場のアルバイトにあてると、月に5万円ほどの副業収入にはなるでしょう。

体力的に持つのであれば、てっとり早く始められる副業のひとつです。現場の仕事は、アルバイトをしている事を他の人に見られてもバレにくいというメリットもあります。

引越し作業員としての副業

体力勝負になりますが、休みの日を副業に充てるなら、引越し業者もよいでしょう。

特に、3月や8月には繁忙期で需要が多いため、一気に副業収入を上げることも可能でしょう。

工事現場同様、他の人には見られないというのもメリットです。

飲食系の店員としての副業

休みの日にゆっくりしたい場合、現場系では飲食店の店員もよいでしょう。

平日に残業なしで本業を終えられるなら、営業形態によっては夜の遅い時間でも働けます。

また、業種によっては比較的短い時間でも、副業を見つけやすいという魅力もあります。ただし、あまりにも会社に近いところや自宅に近いところを選ぶと、副業しているのが知人にもバレてしまうことがあるため、内緒にしたい人は注意しましょう。

副業で塾の講師をするのもあり

体力よりも頭を使う方が得意なら、人に勉強を教える塾講師もおすすめです。

短時間からアルバイトをすることもできるでしょう。得意分野の知識やスキルを発揮できるのも魅力でしょう。

子供がいる人は、自分の子供と同じくらいの世代が通う塾だと、知っている人に会う機会があるかもしれないため、副業のことを知られたくないときには受け持つクラスを選ぶようにしましょう。

サラリーマンでもできるスキル系の副業

クラウドサービスを使う副業は、自分の好きな時間にできるのが魅力です。

体力に自信のない人でも、スキルや知識を活用して、PCがあればどこでも副業ができます。

アルバイトと違い、収入の計画は立てにくいですが、自分の頑張り次第で収入が伸ばせるのがメリットでしょう。

また、副業を内緒にしたい人は、ニックネームや副業用の名前を使って仕事をするのも可能なことが多いのもメリットでしょう。いくつかの副業向きクラウドサービスをご紹介します。

副業として会社で行なっている仕事のノウハウを教える

「X-book」などのキュレーションサービスは、マーケティングや人事労務、経理、営業、調達、生産など会社で必要な業務を実際会社で担当している人が、知識やノウハウを求めている企業に対し、対面や電話でサービスを提供して報酬をもらう仕事です

企業秘密の厳守など、注意しなければいけないポイントもありますが、スキルがあればすぐにでもできる副業です。

また、人事経験者なら、「SCOUTER」など転職紹介クラウドサービスで転職希望者に求人情報を紹介し、採用が決まるとマージン料が報酬として支払われるサービスなども、副業としてもよいでしょう。

副業としてデザイナーやコピーライターとしてデビューする

本業は違っても、絵や文章を考えるのが好きな場合、「登竜門」などクラウドでデザイナーやコピーライターを募集しているサイトを活用するのもよいでしょう。

コンペ方式などもありますが、経験や実績を積み上げていけば、どんどん仕事をとれる売れっ子なる可能性もあります。

副業で自分の得意なことを商品として売り出す

「タイムチケット」「ココナラ」などのクライドサービスは、自分の趣味や語学勉強、知識などを商品として投稿すると、興味がある人が購入し報酬をえられるシステムです。

収入の予測は立てにくいですが、大きな収入や安定した収入につなげるチャンスもあるでしょう。スキルの値決めがキーになり、自分に値段をつけるのは難しいことですが、他の人の値決めを参考に、こつこつ続けていけば副業として成り立ちます。

サラリーマンでも始めやすい副業

本格的な副業の時間まではなくても、すきま時間や、ぽっかりあいた休日などにスキルや知識がなくてもできる、趣味の延長のような感覚で副業を始めることもできます。

すきま時間の副業には、スマホなどで手軽にできるものからスキルがいらないものまで、様々あります。

写真を撮影・投稿するアプリで副業をする

「リア食」や「AC素材写真」などオリジナル写真やレシートを撮影してポイントを貯めるアプリがあります。

食べ歩きが好きな人や画像・写真を撮るのが好きな人には、実益と趣味を兼ねた副業としておすすめです。「リア食」は、食卓の画像をとるため、自炊をして働く女性にもおすすめです。

アンケートモニターの副業もアリ

ミステリーショッパーなどは、実際に現場に足を運びレポートも作成しないといけない時間のかかる副業ですが、中にはモニター参加ができる案件もあります。

実際の商品をお試ししてアンケートを上げるだけでは、副業としての収入にはそれほど結びつきませんが、座談会に参加すると報酬が高くなる傾向にあります。

ミステリーショッパーほどトータルでは時間がかからないため、モニターをしながら楽しくできる副業のひとつです。

治験を副業にする手もある

事前の健康診断などの必要がありますが、新薬の効果を確かめるための試験に参加するのも副業として成り立ちます。

場合によっては、実際の自分の悩みまで解決できたり、健康に気をつけるようになったりするなど、他のメリットもあるでしょう。世の中の人のためにもある、結果も残せる副業です。

新アプリのお試し・動画撮影の副業もある

「UIscope」などでは、スマホやPCの新アプリのユーザーテストをする副業もあります。指定のアプリをスマホやPCで使っているところを声が入った状態で動画を撮影して、アップロードするだけです。

使用感が伝わるような動画であればよく、アプリを使うスマホかPC、撮影のためのカメラがあればできます。内容により、1件の投稿で1,000〜4,000円の報酬をえることができます。

副業をする前に確認すること

あくまでも本職はサラリーマンであることが前提の場合、副業を始める前に確認すべきことがあります。副業のせいで、本業をクビになっては副業までがんばる意味がなくなってしまうでしょう。

副業についての就業規則を確認する

会社によっては、正社員の副業は認めていないところもあります。

最近では、どの会社でも副業の規制は緩和傾向にはありますが、必ず事前に就業規則を確認しましょう。

会社によっては、正社員でも許可を取れば副業OKだったり、副業の種類によってはOKだったりすることもあります。公務員でも、種類によっては副業ができます。

許可を取れば副業がOKの場合でも、許可さえとればいいというわけではありません。上司や周りの人がよい顔をしない場合、副業をしていることで本業に影響がないように、最大限の注意をする必要が出てきます。

上司や周りの目は、今までもより厳しく本業をチェックしてきます。心のどこかで「副業する時間があるならば、本業に本腰を入れろ」と思う人も少なくないです。

極力、周囲には副業については伏せて置いたほうが働きやすいでしょう。

確定申告の必要を覚えておく

一般的には、副業の収入金額が20万円を超えるときには、確定申告の必要があります。確定申告自体は、難しいものではないため、期日だけ守れるように注意しましょう。

サラリーマンの年収に副業の収入を足した分が、本当の年収です。金額によっては住民税がアップすることがあるでしょう。住民税は、前年の収入をもとに計算されるため、副業を始めて2年目から注意が必要です。

もし、会社に内緒で副業をしている場合、住民税の金額で、会社の経理の人から副業がバレてしまう危険があります。

バレてしまう可能性を考えて、根回しをしておくか副業の収入をコントロールするようにしましょう。

副業をするサラリーマンについてのまとめ

  • なかなかサラリーマンの年収がアップしないご時世で、サラリーマンでも時間や知識、体力を活用して副業をする人が増えています。何かがあった時のリスクマネジメントとして副業をしている人もいますが、だいたいの人は生活費の足しにしたり、将来の蓄えとしたりするために副業を始める人が多いでしょう。
  • 現場系の副業は、アルバイトなので副業収入の計算がしやすく、てっとり早く始められる副業としていいでしょう。工事現場や引っ越し作業員、飲食系の店員や塾の講師などは、休日や夜に時間が取れればいい副業になります。
  • スキル形の副業では、自分が好きな時間にできるクラウドサービスを使う副業がおすすめです。会社で行なっている仕事のノウハウを教える「x-book」や「SCOUTER」など、デザイナーやコピーライターとしてデビューもできる「登竜門」など、自分の得意なことを商品として売り出す「タイムチケット」、「ココナラ」などがあります。
  • サラリーマンでも始めやすい副業には、「リア食」や「AC素材写真」などで写真を撮影・投稿するアプリを活用したり、アンケートモニターや治験に参加したり、「UIscope」などで新アプリのお試し・動画撮影してアップロードするだけなどでも副業収入を上げることができます。
  • サラリーマンが副業を始めるときには、会社の就業規則で副業がOKなのかを確認すること、一般的には副業収入が20万円を超えると確定申告が必要、場合によっては住民税の課税金額が高くなり、会社に副業のことがバレてしまうこともある可能性を考慮しておきましょう。