深慮遠謀(しんりょえんぼう)の意味とは

深慮遠謀とは深く考えをめぐらせて、遠い将来のことを見通すことで、抜かりのなく立てられた計画のことをあらわします。

「深慮」は欠陥がないようにしっかり練られた計画で、「遠謀」は将来のことを見通して考えるという意味です。

似た意味の言葉に「遠望深慮」「深謀遠慮」などがあります。四文字を入れ替えただけなのであわせて覚えやすいのも特徴です。

深慮遠謀のビジネスシーンでの使い方

深慮遠謀にはビジネスシーン特有の特別な意味がありませんので、通常の用法と同様「将来のことを考えてぬかりなく計画すること」という意味で用いることができます。

移り変わりの激しいビジネスの世界において、先を見通す能力は常に求められているものです。社長やCEOといった判断力を求められる地位にある人には特に必要とされています。そうした能力を褒めるときにはぴったりの表現です。

しかし深慮遠謀という言葉は相手の知性を褒めると同時に「腹黒い」とか「考えが読めない」などといったネガティブな意味を暗に示すことがあります。使うシチュエーションや相手との関係には気を付けましょう。

深慮遠謀の例文

「彼は深慮遠謀に長けている。数年後のことを見通して、そこから逆算しながら現在の自分が何をすべきかを決定する」
「最初はまったくの的外れだと思っていた意見だったが、それは実は彼の深慮遠謀から来た発言だった」