魑魅魍魎(ちみもうりょう)の意味とは

大きな意味では人に害をなす化け物をさします。魑魅は山の化け物で、魍魎は川を含む水の化け物をいいます。

また、私利私欲のために悪いことを企む権力者に使うこともあります。一般的には悪い意味で使われています。

魑魅魍魎のビジネスシーンでの意味

陰口で使われることが多くなりますが、魑魅魍魎が跋扈するという言い方があります。

跋扈は「ばっこ」と読み、傍若無人のようなわがままな振る舞いをすることをさします。

そのため、魑魅魍魎が権力者の悪巧みということになると、力を持った人が自由にやりたい放題のさばっている状態をいい、会社としてかなり危険な状態といえることが分かります。

パワハラ・セクハラ・モラハラなどのハラスメントが常駐している職場では使われていることもあります。

魑魅魍魎の使い方と例文

或は又、不気味にも、森全体がめしいたる魑魅魍魎に充みち満ちているが如ごとくにも、思われないではなかった。
出典:江戸川乱歩『火星の運河』
だが、今晩は魑魅魍魎が出ないで、あたりまえの人が来ました。
出典:中里介山『大菩薩峠:27 鈴慕の巻』
金色こんじきに光る般若のひとみは、あらゆる魑魅魍魎ちみもうりょうをにらみすえて、青い星光と冷ややかな風とのなかを、静かに、道を拾って行きます。
出典:吉川英治『江戸三国志』
会社の未来を切り開くために、魑魅魍魎の上層部と戦う決意をする
魑魅魍魎が跋扈するのが政界というものだ。
魑魅魍魎たちにとりまとわれて、自分のやりたい事を見失わずに。
魑魅魍魎がいない会社はクリーンなホワイト企業。