幽明異境(ゆうめいいきょう)の意味とは

幽明とは、暗い所と明るい所、あの世、冥土、幽界といった死後の世界や、この世、現世、顕界といった生者の世界。という2つの意味が基本的にあります。

異境とは、故国を遠く離れたよその土地という意味があります。

幽明異境とは、「死に別れたため、一方は現世に残るのに、もう一方は冥土という遠い場所にいってしまい互いが離ればなれになって現世での再会ができないこと」を意味します。

また、「幽明境を異にす(ゆうめいさかいをことにす)」と訓読することがあります。

類語としては、広宵大暮(こうしょうたいぼ)、幽明隔処(ゆうめいかくしょ)などがあります。

幽明異境のビジネスシーンにおける意味

幽明異境という言葉はビジネス用語ではありません。基本的には日常生活において、葬儀の「弔辞」に用いられています。

ただし、「社葬」という場で弔辞を読む担当になるという特殊な立場になる可能性があります。この場合は、幽明異境、或いは訓読して、幽明境を異にすという言葉を活用することができます。

幽明異境の使い方と例文

あの人は、今までに親しい人と幽明異を境にした経験がある。
〇〇さん、どうか幽明異境の地より私たちをお守りください。
〇〇さん、今日この葬儀の場で〇〇さんと幽明境を異にして相まみえることは、私たちにとって痛恨の極みです。