早寝早起きは健康によいため、実践にしたいと思っても夜遅くまで仕事をしているビジネスパーソンには難しいことがあるでしょう。

ここでは、早寝早起きが健康によいのかや、早く寝れない人の原因、寝れないときでも横になるべきかと不眠症状と不眠症の違いを解説します。

この記事を通して今日からでも自分にあった睡眠を実践することができます。

早寝早起きは健康によい

一般的には、早寝早起きは健康によいといわれています。年齢を重ねるごとに、自然と早寝早起きになる場合もあるでしょう。

年齢とともにくる早寝早起きは、同時にはやってきません。早起きの習慣のほうが先にくるといわれています。加齢により睡眠時間が少なくなるためです。

リタイア世代など高齢の人は早起きをすると、自然と早朝4時~6時、また午前中の朝の光を浴びる機会が多いでしょう。朝の散歩が日課の人も少なくない場合が多いです。

午前中の光で体内時計は朝型になり早起きが身についていきます。早起きすれば夜は早い時間から眠くなるのは当然です。

働く若い世代にとって、早朝の早起きで朝の光をある程度浴びることはあっても、早起きの習慣になるほどの光を浴びるのはなかなか難しいでしょう。

朝の光は体内時計をリセットして、1日のスタートを切るのに効果的です。働く世代は、昼から夜にかけて、日の光だけでなく、体内時計に影響を及ぼすといわれているコンピューターやLED照明に含まれるブルーライトを浴びることになります。

朝早く起きたとしても、1日に浴びる光の量を考えると夜型に傾いているといえるでしょう。

早寝早起きが健康によいのは、成長期にある若い人だけとの説もあります。

若い人にとっての早寝早起きは、睡眠時間を確保するために有効です。高齢者は早寝早起きで、必ずしも睡眠時間が長くなるとは限りません。深い睡眠ができず細切れに寝ていることが多いためです。

早寝早起きが睡眠のリズムを壊す

若い人や働く世代では、日常生活が夜型に傾いているのに、無理やり早寝早起きをして朝方に持っていくことは、健康によいとはいえないでしょう。

早寝早起きをしてもブルーライトを浴びる仕事の時間が減らない場合、光と体内時計のバランスが悪くなってしまい、睡眠のリズムが崩れてしまうことが考えられます。

働く世代で意識していないのにも関わらず、夜中に目覚めてしまう人や朝早く起きてしまう人は朝の光を浴びない方がよいでしょう。1日に浴びる光の量がアンバランスになり、睡眠のリズムが崩れてしまっていることが考えられます。

早く寝れない人の主な原因

働く世代早く寝たいのに寝れなくて困る場合には以下の原因が考えられます。

LEDブルーライトや明るい照明で寝れなくなる

先にもご紹介したようにコンピューターや照明のLEDには、体内時計を狂わすブルーライトが含まれています。また、ついつい寝る直前にメールやメッセージをチェックしてしまいがちなスマホや携帯電話の光もブルーライトです。

さらにブルーライトだけでなく、一般的な蛍光灯などの照明でも明るすぎるものは、目をさます効果があります。就寝前の歯磨きをする洗面台は、たいていワット数の大きい明るい照明がついているため、睡眠に入るための覚醒の邪魔になっていることが多いでしょう。

寝る前の30分ほど前から照明を落とし、脳への刺激になるスマホやコンピューターから離れ、歯磨きは早めに済ませておくか、あまり明るいところではしないのがよいです。

カフェイン・ニコチン・アルコールで寝れなくなる

脳は疲れると、刺激物を求めます。昼間に眠くなったときには、カフェインの力を借りることも多いでしょう。しかし、刺激にあたるカフェインは、寝る前には避けるべきです。

また、脳がさらに疲れると欲しくなる刺激物には、ニコチンもあります。ニコチンも刺激物であるため、寝る前にはやめておきましょう。

寝酒としてアルコールを飲む人もいるでしょう。アルコールは、適量であれば気持ちを静めてくれるものですが、睡眠を与えてくれるものではありません。

毎日の睡眠のためだけにアルコールを摂取する事は、睡眠の妨げになっていることもあります。

アルコールは、自分に本当に睡眠をもたらせてくれているのか、自分にとっての適量はどれくらいなのかを考えてみましょう。

寝れないときは無理に横にならなくてもよい

寝れないときでも、目をつむって横になっているだけで、体は休んでいるといわれることがあります。確かに、物理的には体は休んでいるとはいえるでしょう。

しかし、横になったからといって寝れるかというと、そうでもないことが多い傾向があります。目覚めたまま横になると、寝なくてはと思って緊張してしまうことがあるためです。

寝れないときには無理に横にならずに、まずは暗めのところで、脳の覚醒のためにリラックスするほうがよいでしょう。

忙しい人は時間をとるのが難しいとは思いますが、就寝前の30分はブルーライトを出すテレビなど消して、照明を暗めにして脳が睡眠に向けて覚醒していける環境を習慣づけるとよいでしょう。

寝ようと努力するのではなく、寝落ちに近い状態にもっていく事がよい睡眠には大切です。

早寝できないからといって不眠症とは限らない

自分が不眠症ではないかと思うと、ますます不安になり寝れなくなってしまう人もいるでしょう。しかし昼間にどうしようもない強い眠気や倦怠感がなければ、不眠症ではないです。

一般的には、寝れないと思う程度の状態は不眠症状といわれます。寝つきが悪く30分ほどは眠れない、睡眠の途中で目が覚めて寝付けない、朝早く目が覚めてしまう、ぐっすりと眠った感じがしないなどの症状だけであれば不眠症まではいきません。

働く世代の早起きや寝付けない不眠症状の原因は人により様々ですが、心理的ストレスや身体的な原因、薬やアルコールなどの作用、時差ボケや昼夜逆転の生活や環境の変化などが考えられます。

職場での不安が不眠の原因である場合、病院に行くことでも解決する場合もありますが、転職エージェントに相談することも一つの手です。転職エージェントについては以下の記事を参考にしてみてください。

転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方
業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較
マイナビエージェント 転職活動のはじめ方

早寝早起きについてのまとめ

  • 早寝早起きは健康にいいといわれますが、必ずしもそうとは限りません。加齢による早寝早起きは、早起きから始まり、早朝から午前中に光を浴びる量が多く、体内時計が朝方にシフトした状態です。
  • 若い人や働く世代では、早朝から午前中に朝方にシフトするほど、光を浴びるのは難しく、せいぜい1日のスタートになるリセットができるくらいでしょう。
  • 働く世代は、コンピューターや照明などからのブルーライトにさらされる午後の方が長いので、どうしても夜型に傾いています。ですから無理に早寝早起きをして、朝にも光を浴びる量が増えるとバランスが悪くなり、むしろ睡眠のリズムを壊してしまうことがあります。
  • 働く世代では、早起きまで意識しなくても、早く寝たいと思うのに寝れないということがあるでしょう。早寝できないのは、LEDブルーライトや明るい照明、カフェイン・ニコチン・アルコールなどが原因になっていることが考えられます。
  • 寝れない時でも、目をつむって横になっているだけでもいいともいわれますが、逆に緊張してしまい余計に寝れなくなってしまうこともあります。座ったままでも暗くしてリラックスするほうがいいでしょう。
  • 昼間にどうしようもない強い眠気や倦怠感がなければ、不眠症ではなく不眠症状がある状態なので、あまり心配せずに早寝するように心がける方が健康的だと言えます。