リハビリ専門職として作業療法士や理学療法士、言語聴覚士があります。

その中でも言語聴覚士は日本であまり浸透していませんので、今後介護業界への需要が高まることが予測されますので、今のうちに資格を取っておいたほうが得策といえる職種です。

言語聴覚士の仕事内容や必要な資格、給与面などをここで解説していきます。

言語聴覚士の仕事内容・役割・種類

言語聴覚士とは、生まれもっての障害や脳機能の障害などにより、聴く・話すといった動作に不自由をもっている人に、聴力や言語能力の回復を促すようリハビリを行う職種です。

言葉に不自由があると、コミュニケーションが取りづらくなってしまいますが、じっくりとリハビリを実践することで、患者の社会復帰をサポートしています。

また、上手く食べ物が飲みこめない人に対しても、口を開けて噛み、飲み込む練習もサポートしています。

言語聴覚士になるには

言語聴覚士は誰でも受験できる資格ではありません。

言語聴覚士になるためには国家資格の「言語聴覚士国家試験」に合格することが必須となります。

言語聴覚士国家試験については以下で紹介していきます。

言語聴覚士になるために必要な学歴・資格

言語聴覚士になるために必要な学歴は、高卒以上は当然であり、養成課程がある大学、短大、専門学校を卒業しなくてはなりません。

この養成課程を修了することで、国家資格の言語聴覚士を受験できる資格を与えられます。仮に一般の大学を卒業していても、指定の大学や大学院などの言語聴覚士養成所で2年以上学ぶと受験資格を得ることが可能です。

国家資格である言語聴覚士の試験は、合格率が60%前後となっていますが、一時期は40%ほどの年もあった、難関な資格です。しっかりと勉強して臨むことが大切といえるでしょう。

晴れて言語聴覚士の資格を取得できれば、大手介護運営会社や大手の病院にまで就職先は広がります。

また、地元で働きたい人も、福祉施設では言語聴覚士を専門としているスタッフが少ないことから、就職先に有利となる資格といえます。

言語聴覚士の求人を見つけたい場合は転職エージェントに相談してみる方法もあります。転職エージェントについては以下の記事を見てみてください。
転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方
業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較

転職エージェントにはマイナビAGENT、dodaなどがあります。

マイナビAGENT

言語聴覚士の年収(年代ごと)

言語聴覚士の公的な年収情報がないので、あくまでも目安となります。同じリハビリを専門職とする理学療法士を参考にみていきますと、全世帯の平均年収は398万円です。

年代別平均年収は以下の通りとなります。

20代前半は平均370万円。
20代後半は平均373万円
30代は平均412万円
40代以上は平均550万円

参考:転職会議 理学療法士の平均年収

同じリハビリ専門職である作業療法士もみていきましょう。作業療法士の生涯年収は384万円です。

年代別平均年収は以下の通りとなります。

20代前半は平均362万円
20代後半は平均418万円
30代は平均377万円

参考:転職会議 作業療法士の平均年収

また、介護施設で働く人もいるので、社会福祉士の年収も参考にみておきます。社会福祉士の生涯年収は352万円です。

年代別平均年収は以下の通りとなります。

20代前半は平均260万円
20代後半は平均335万円
30代は平均373万円
40代以上は平均426万円

参考:転職会議 社会福祉士の平均年収

給与自体は勤務先によりますが、大きい企業や病院に就職できると、そこの給与体系になります。大規模な企業ですと福利厚生は充実しているため、年収にも大きな差がでます。

言語聴覚士には夜勤がありませんから、深夜手当や交代勤務手当といった諸手当が基本的に付きません。資格手当や住宅手当、家族手当といった他の手当の確認をしておきましょう。

言語聴覚士の勤務体系と休日

言語聴覚士の勤務先は、日曜が休みのところが多くあります。

基本的には病院や福祉施設といった場所でリハビリを施しており、急な患者の対応に追われることはほとんどなく、定期的な休みを取れるメリットがあります。

病院によっても特徴がことなりますが、大きな病院になると、残業もしなくてはならないケースもでてきます。ただし、長い時間の残業になることはほとんどないといってよいでしょう。

夜にリハビリを行うことがありませんので、夜勤もありません。規則正しい生活を送ることができます。

リハビリがなかなか改善されないこともあり、時には患者に強く当たられることもあると思いますが、日勤の定時ベースで働けることから体力的には激務とはならないことが想定されます。

週休は勤務先によって異なりますが、多くは週末が休みで平日に出勤となります。週末が仕事で平日に休みを取っている施設もあるでしょうから、勤務先次第といえます。

言語聴覚士関連で有名な企業

言語聴覚士の求人で有名な企業を紹介していきます。

ニチイ学館

大手介護施設運営会社で、医療関連も手掛けています。

常勤、非常勤に関わらず、常に人材を募集しており、大手特有の勤務地の多さは魅力的です。

ニチイ学館

SOMPOケアネクスト

損害保険大手の損保ジャパン興亜を母体としており、比較的新しいサービスです。

首都圏を中心に介護施設を多数運営しています。

SOMPOケアネクスト

ベネッセ

通信教育や出版における大手企業のベネッセでは、高齢者用ホームや住宅を運営しています。

医療介護に特化した人材派遣・紹介サービスも提供しています。

ベネッセ

ツクイ

デイサービスで事業者トップの実績を誇ります。

福利厚生も充実しており、資格取得をサポートしているので、キャリアアップを図りたいなら社会福祉士や介護福祉士への資格取得も視野にいれることができます。

ツクイ

言語聴覚士に関するおさらい

言語聴覚士に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 言語聴覚士はリハビリ専門職ですので、慣れないうちは苦労を重ねる職種
  • 専門性が高いため、介護・医療の分野ではこれから需要が高まることも予測され、就職に強い資格といえる
  • 介護・医療分野において、比較的安定した生活リズムを保てることもあり、夜勤がないことも長く続けるには適した職種といえる

転職エージェントを利用すれば、実際に転職しなくても自分の適正年収や、キャリアプランの相談に乗ってくれます。

まずは転職サイト、転職エージェントを気軽に利用してみましょう。

業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較 

転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方

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