デファクトスタンダードとは

デファクトスタンダードとは、日本語では「業界標準」と訳されることが多い言葉です。その意味は、市場競争の結果、その業界で勝ち抜いた製品やサービスなどの規格が標準と見なされるようになった規格のことをさします。


たとえば、コンピューターのOSであるWindowsや通信規格のTCP/IPなどがいい例です。

英語では【de facto standard】とつづられ、【de facto】はラテン語で「事実上の」という意味があります。

デファクトスタンダードのビジネスシーンでの意味

ビジネスシーンでも、デファクトスタンダードは一般的な意味と同じ使い方をされます。
特に製品サイクルの早い電化製品や、種類や手法が多くあるIT業界ではよく使われる言葉でしょう。

また、電化製品やコンピューター関係の製品は、デファクトスタンダードがそのまま世界基準になることも多くあります。一度デファクトスタンダードを作り上げた企業は、莫大な利益を得ることも可能ですが、他の製品の発売などの市場状況によりデファクトスタンダードが変わってしまうこともあります。

デファクトスタンダードの反対の言葉は、デジュリ(デジュレ)スタンダードといい【de jure standard】と綴られます。デジュリスタンダードは、ISO、DINやJISなどの規格標準化機関が決めた標準規格のことを指す言葉です。

デファクトスタンダードの使い方と例文

日常でもビジネスでも「デファクトスタンダード」は、機関がきめたスタンダードではなく、市場が決めた、自然にできてしまった標準規格と覚えておきましょう。

・microSDカードとminiSDカードとメモリースティック PRO Duoのデファクトスタンダードはどれだろうか。
・アプリケーションとしては、Microsoft Officeがデファクトスタンダードと言える。