今の会社から転職したいと考え出した時、自分一人で解決できればいいのですが、どんな会社があるのか、どこが自分に向いているのか、そもそも転職するべきかしない方がいいのかと考えだすと悩みが広がります。

初めての転職ならなおさらで、誰か相談する人がいないかなと思った時、どんな行動を取ればいいのかについて解説します。

転職の相談は社内の人は避けたほうがよい

現在勤めている会社を転職したいと思う理由のひとつとして、今の会社になにか不満や満たされないものを持っているという場合があります。これを、一緒に働いている同僚や上司、先輩に相談するとなるといろいろ差しさわりが出てきます。

第一に、同じ会社のことなので言いにくいことが出てくるのと、本当に相手が相談者の立場になってくれるかというと、はなはだ疑問です。「これまで頑張ってきたのだから一緒に働こうよ。」と思いとどまらせる方向に説得されることもあれば、不満分子のように取られ、その後勤務を続ける気になっても、人間関係が気まずくなることもあります。

また、転職の理由として、今の会社にまったく不満がなくて、もともとやりたかったことを実現したいので転職をしたいという場合もあります。この場合、社内の人はまったく相談相手にはなりません。なぜなら、今の会社のことしか知らない人だからです。

まずは自分自身で客観的になぜ仕事をやめたいか振り返りましょう。
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まずは手軽に電話で相談

厚生労働省の「おしごとアドバイザー」

現在の会社で勤務しながら転職を考えると、どうしても仕事に手が付かないということが出てきます。そこで、あまり深刻にならずにまずは気軽に電話相談から始めるのが第一歩です。

意外と知られていないのが、国(厚生労働省)の運営する「おしごとアドバイザー」です。これは、厚生労働省が若年者雇用対策の一環として実施しており、国が実施するものなので当然無料です。電話やメールで、平日の夜間と土・日・祝日のほぼ終日受け付けているので仕事時間外に相談することが可能です。

厚生労働省「おしごとアドバイザー

専門相談員との直接相談

同サイトのリンクにある、「わかものハローワーク」(ただし、45歳以下)は、各都道府県に最低1か所はある施設で、そこでは直接専門員が相談に乗ってくれます。専門員というのは、企業の人事・総務経験者や、キャリアコンサルタントの国家資格を持った人たちです。

厚生労働省「わかものハローワーク」

相談だけでなく仕事の紹介もしてほしい

実際に相談してみると、転職の是非から、今の会社の辞め方、あるいは自分自身の適職や自己分析などについてさまざまな具体的アドバイスがあります。しかし、相談が進んでいけば一番気になるのが転職先の会社や仕事そのものの紹介です。

ハローワーク(無料で相談できるなど)

先ほどの「お仕事アドバイザー」も「わかものハローワーク」も、話が進み実際の仕事紹介となれば、ハローワークに求人登録されている仕事の中から、本人の希望を踏まえて紹介してくれます。

もちろん、応募の仕方、応募書類の作成方法、模擬面接、各種セミナーなどリクエストに応じて、すべて無料相談になります。
国が運営するものなので、会社や仕事紹介に何の片寄りもなく、相談者本意で対応してくれます。

転職エージェントに相談する

転職エージェントは、ハローワークの民間版と考えたらいいでしょう。基本は一緒で、一からの転職相談です。民間だから有料ということもありません。有料になるのは、一部、セミナー的なものだけで会社紹介から就職活動まで、最後まで面倒を見てくれます。

転職サイトから入って行くと、必ず転職エージェントにリンクされていて、登録すれば転職・紹介サービスを受けることができます。

多くの転職エージェントがありますが、それぞれ持ち味があるので1社に限定することはなく、複数登録して比較検討した上で最適の仕事に転職すればいいでしょう。

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相談前に考えておくべきこと

相談員が必ず尋ねること

基本は相談なので、何もわからないので一から教えてほしいということでも全然大丈夫ですが、相談員が必ず尋ねてくるのは、「どんな仕事がしたいの?」とか「何が得意なの?」です。

「どんな仕事がしたいの?」には、2つの意味があり、今希望する仕事そのものを聞く場合もあるし、将来的にどうして行きたいのか、いわゆる「キャリアパス」を尋ねてくる場合があります。

経歴でまとめやすいものから自己分析

キャリアパスを尋ねられた際に、相談前にはおおよそでいいので、自分なりの希望や夢を語れるようにしとくことをおススメします。
何が得意なの?」も同様で、自分のやりたいことに向けて自分にどんなスキルや特徴があるのかを整理しておくと相談員もアドバイスしやすくなります。

難しく言えば「自己分析」です。性格的な長所・短所、学生時代や社会人になってからの特技・趣味、取得済あるいは勉強中の資格などわかりやすいところから整理していきます。その一環で、現在の会社で満たされていない点、逆に、現在の会社で習得したスキルなども転職相談のポイントになります。

キャリアパスを聞かれた際に口ごもらないためにはキャリアの棚卸しが必要になります。

転職を成功させるために準備するべきこと キャリアの棚卸しのやり方

転職の相談 ポイント解説

・転職を、今の会社に籍を置きながら考えだすと、いろいろ悩みが深まり相談したい人が出てきます。しかし、身近な上司や先輩は、いろいろな意味で相談は避けます。

・今の会社への不満や人間関係など、同じ会社の人には相談できない点もあるし、将来のキャリアパスの相談は彼らには限界があります。

・そんな場合は、まず気軽な電話相談で公的機関を利用する方法があります。厚生労働省の「おしごとアドバイザー」は平日の夜や休日にまず電話やメールだけで無料相談ができます。

・また、実際の仕事紹介となると、わかものハローワークや民間の転職エージェントに登録すれば、対面での相談に応じてくれるのと同時に、応募書類の書き方から模擬面接までの転職活動をフォローしてくれます。

・一からの相談も可能ですが、自分の得意なことや将来のキャリアパスなどの自己分析を事前にしておくと、相談員もアドバイスがしやすくなります。

転職エージェントを利用すれば、実際に転職しなくても自分の適正年収や、キャリアプランの相談に乗ってくれます。

まずは転職サイト、転職エージェントを気軽に利用してみましょう。

業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較 

転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方

マナラボが特におすすめする転職エージェント・転職サービスは以下のとおりになります。

それぞれの特徴を申し上げると、管理職クラス・外資希望の方ならJAC Recruitment・20代ならリクルートエージェントをおすすめします。

JAC Recruitmentはリクルート、dodaに次ぐ第三の売上規模を持ち、外資系に関してはTOPの人脈を持ちます。自分の実力を活かせる場を探している方は特におすすめです。

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また、ハイクラスは他にビズリーチもございます。

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