ここ数年、「ふるさと納税」というワードをよく耳にします。しかし、気になるけど実際の仕組みが分からない、という方も多いと思います。

この記事ではふるさと納税の仕組みと神奈川県の5つの自治体の返礼品についてご紹介します。

ふるさと納税とは何か?

「ふるさと納税」とは、簡単にいえば市町村への寄付です。

自分の好きな自治体を選んで寄付することができるのが特徴で、自分の故郷はもちろん、好きな町や応援したい町など、寄付する先はどの自治体でも構いません。

ただの寄付ではなく、ふるさと納税には、寄付した方にも大きなメリットが2つあります。

所得税・個人住民税が安くなる
収入や家族構成などによって上限はありますが、寄付をした金額のうち2,000円を超える部分については、所得税・個人住民税から全額が還付・控除される仕組みです。
その地域の特産品がもらえる
この仕組みは大好評で、地方でしか手に入らない品などを狙って、寄付する自治体を決める人も少なくありません。
もちろん特産品を受け取っても、税金の還付・控除はそのまま受けられます。

 

以下の記事でもふるさと納税返礼品について解説しています。更に詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
わかりやすい!ふるさと納税とはなにか、仕組みやメリットについての解説
ふるさと納税の仕組み、自治体の選び方から確定申告までの解説
ふるさと納税の確定申告についてと確定申告を簡単にする制度の解説

神奈川県山北町ってどんなとこ?

神奈川県 山北町
山北町は、神奈川県の最西端に位置する町です。
神奈川県の相模原市や秦野市、山梨県の山中湖村、静岡県駿東郡小山町などに隣接し、およそ1万人が暮らしています。

町の大半を丹沢山地が占め、それらは丹沢大山国定公園に指定されています。
一方、町の中心には丹沢湖があり、1年間で150万人以上が行楽や観光に訪れています。

山北町の1番の観光スポットは、日本の滝100選にも選ばれている「洒水(しゃすい)の滝」です。
3段から成る滝の姿に、自然の雄大さを感じます。

また、山北町では、「信玄の隠し湯」と呼ばれる「中川温泉」が湧いています。毎年6月には、蛍が飛び交う幻想的なお湯が楽しめます。

その他には「ユーシン渓谷」や「鉄道公園」なども、見どころが満載です。

山北町の特産品といえば、箱根山麓で育った足柄茶や丹沢の上質な水で育ったヤマメやすっぽんの加工品が有名です。

丹沢まいたけやしいたけなどキノコ類の栽培も盛んで、産直センターや道の駅など、町のあちこちで購入することができます。

神奈川県山北町の返礼品

山北町の代表的な返礼品は、特産品にもあった足柄茶やすっぽんの加工品、山北町で採れた野菜を加工した農産物セットです。

また、足柄牛カレーやローストビーフなどお肉を使った加工品や、地酒もおすすめです。

寄付金が高額になると、丹沢ホテル時之栖ペア宿泊券などを返礼品として受け取ることができます。

神奈川県開成町ってどんなとこ?

神奈川県開成町
神奈川県開成町は、県内および東日本で最も面積の小さい町として知られています。

現在の開成町延沢(旧延沢村)に、明治15年に開校した開成学校の名前を取って名付けられました。

人口は約17,500人で、小田急小田原線線が乗り入れる、小さいながらも利便性にも優れた町です。

開成町の見どころは、農道や水路脇に植えられた5000株以上のあじさいです。
毎年6月上旬から10日間ほどにわたって行なわれるあじさい祭りには、全国から多くの観光客が訪れます。

また、観光スポットとしては「あしがり郷瀬戸屋敷」が有名です。開成町の北部、金井島にある建物で、旧金井島で代々名主をつとめた瀬戸家の屋敷が今も当時のまま残されています。

開成町の1番の特産品は開成弥一芋です。
粘りが強く甘味もある芋は型崩れしにくく、そのままはもちろん、料理にも使いやすいと人気を集めています。

他にも、足柄米や苺、大豆、シソに加え、工芸品の足柄焼などが有名です。

神奈川県開成町の返礼品

開成町のスタンダードな返礼品は、足柄牛や開成弥一芋などの加工品です。その他にも個性的な返礼品がたくさんあります。

特に、開成町に研究所を持つ富士フイルムのオリジナルブランド「アスタリフト」の化粧品、クレシアブランドのカシミヤティッシュが入った衛生製品セットなど、実用的な返礼品も人気です。

神奈川県真鶴町ってどんなとこ?

真鶴町
神奈川県南西部の真鶴半島と、その周辺の町が真鶴町です。
人口約7000人という小さな町ですが、北は小田原市、南を湯河原町に挟まれた、海も山もある美しい町です。

地図に描かれている形が鶴に似ていたことから、真鶴町と名前が付きました。

東京から日帰りで訪れることもできる真鶴町最大の観光スポットは、もちろん真鶴半島そのものです。
相模湾に突き出した「真鶴岬」や「県立真鶴半島自然公園」、かながわ景勝50選にも選ばれている「三ツ石」など見どころ満載です。都会の喧騒から逃れてのんびりと過ごすことができます。
また、真鶴半島随一のビーチ「岩海水浴場」があり、夏には多くのカップルや家族連れで賑わいます。

他にも「真鶴町民俗資料館」や「荒井城趾公園」、「鵐窟(ししどのいわや)」など、真鶴町の歴史を知ることのできるスポットも多数あります。

真鶴町の特産品は、相模湾で獲れる新鮮な魚介類です。
アジ、エボダイ、キンメダイ、カマス、サワラなど数えきれないほどの魚が揚がります。

また、町の山側で採掘される本小松石は、日本でも最高ランクの名石として知られ、皇室をはじめ徳川家、源頼朝など歴史上の人物の墓石にも使用されています。

神奈川県真鶴町の返礼品

真鶴町の返礼品は、地元で獲れた魚介類を新鮮なまま味わうことができる釣りプランや宿泊プランがメインです。

もちろん、地魚の干物セットもありますが、どうせなら獲れたてを味わいたいところです。

一方、折鶴のアクセサリーというユニークな返礼品もあります。
町名にもある「鶴」を、鮮やかな千代紙で折って加工したピアスやイヤリングは、女性に大人気です。

神奈川県愛川町ってどんなとこ?

愛川町
愛川町は、人口は約4万人が暮らす神奈川県北部に位置する町です。
相模原市や厚木市に隣接しているため、ベッドタウンとしても人気です。

愛川町の観光名所として知られているのが「宮ヶ瀬ダム」です。
3つの町にまたがって作られた宮ヶ瀬ダムは首都圏最大の規模を誇り、その大きさはなんと東京ドーム100個分にもなります。

冬には宮ヶ瀬湖畔で盛大なイルミネーションイベントが行われます。

また、牛や羊など動物たちと触れ合える「服部牧場」も人気の観光スポットです。

他には、乳絞りなどの体験プログラムやBBQ施設も充実しています。都心から1時間半とは思えないほど自然に溢れた愛川町には「県立あいかわ公園」「八菅山いこいの森」など、その自然を活かした観光スポットも豊富です。

愛川町の特産品は「愛川リンゴ」や地酒「あいかわ」、「愛川和紙細工」など、土地の名称が付いたものも多く、愛川町以外でもその名が知られています。

「お米たまご」と呼ばれる卵はとてもユニークで、お米を飼料に使ったヘルシーで栄養価の高い卵として、お土産にも大人気です。

神奈川県愛川町の返礼品

愛川町では、町の知名度アップ・観光振興を目的として「愛川ブランド」を立ち上げており、ふるさと納税の返礼品も、愛川ブランド認定の町産品が中心となっています。

自然農法で作られた野菜のセットや愛川きのこ園で育ったしいたけ、丹沢高原豚の加工品に、愛川杜仲茶など愛川の自然の恵みを存分に楽しめるものばかりです。

神奈川県清川村ってどんなとこ?

清川町
神奈川県の北部に位置する清川村は、県内唯一の村です。

清川村最大の観光スポットは、宮ヶ瀬ダムから続く「宮ヶ瀬湖」。
湖畔には賑やかな商店街や遊歩道があり、渓谷美を求めて多くの人がハイキングに訪れます。

また、周囲にはキャンプ場やヤマメ・マスの釣り場なども多く、アウトドアにも最適です。

冬場は湖畔のイルミネーションが有名で、人口3千人足らずの村に、毎年25万人もの来場者が訪れます。
高さ30mを超える自生もみの木のクリスマスツリーは冬の最大の見どころです。

清川村には、村ならではの特産品がたくさんあります。
完全無添加の丹澤みそ、香り豊かなきよかわ自然薯、清川茶で作った大納言茶ブレッドなどジャンルもさまざまで、お土産選びにも困ることはありません。

また、清川村では江戸時代から薪業が盛んで、その炭灰を釉薬にした三津峯焼や、その過程で作られる木酢液も特産品となっています。

神奈川県清川村の返礼品

清川村では、その大自然の中でじっくり育った「清川恵水(めぐみ)ポーク」や「自然薯」が人気です。
特に清川村自慢の清川恵水ポークは、丹沢山系の地下水を飲料水として育った豚で、他の品種に比べて柔らかく、ほのかに甘味があるのが特徴です。

返礼品では、ロースの味噌漬けや生ウインナーとしてその旨味を堪能することができます。

アウトドア派の方には、宮ヶ瀬湖のアクティビティに使用できるチケットセットもおすすめです。カヌーや陶芸体験を楽しむことができます。

神奈川県のふるさと納税のまとめ

山北町のすっぽんや高級ホテル宿泊券、開成町の開成弥一芋、真鶴町の魚介類、愛川町の高原豚や杜仲茶、清川村の恵水ポークや体験チケットなど、どの自治体の返礼品も、その土地ならではの魅力的な特産品やアクティビティばかりです。

実際にふるさと納税をしてみたい、という方にはふるさと納税サイト「さとふる」がおすすめです。興味がある方は、ぜひホームページを覗いてみてください。