やりがいのある仕事がしたいは、多くの人が思うことかもしれません。大学を卒業し1日9時間働くとして週休2日で年間21,600時間、23歳から60歳まで働けば、82,080時間になります。

つまり、人生の中で膨大な時間を労働に占められるのです。だからこそ、やりがいを感じて仕事をしたいと思うのは当然かもしれません。

この記事では仕事のやりがいについて解説していきます。

やりがいの意味とは

「やりがい」とは、「事に当たる際の充足感や手応え、張り合い」と説明されています。誰かの助けになったり、誰かに喜んでもらったり、社会的な評価を得られるような状態が「やりがい」なのです。

また、「やった甲斐がある」というように、結果を含めた意味でも使われます。やれば評価があがったり、給料が増えたりするのも「やりがい」です。

どんな時に、仕事にやりがいを感じるか?

仕事においてやりがいを実感する状況には、以下のようなケースが考えられます。

  • 上司や同僚から信頼されている
  • お客様や取引先に感謝され喜ばれる
  • スキルアップができ、正しく評価される
  • チームワークがよく一体感がある
  • 私生活を楽しめる時間的な余裕がある
  • 努力すれば収入アップになる

このように、何にやりがいを感じるかには個人差があります。自分が何に「やりがい」を感じるのか考えてみることも大切です。

仕事の価値を見つけよう

仕事にやりがいをなくしてしまう理由は人それぞれです。しかし、100%満足できる仕事はまずないと言えるでしょう。

先ほどのやりがいを感じるケースでも、「お客様に感謝される仕事だけど給料に反映されない」「給料には満足しているが、職場の雰囲気が悪い」などプラス・マイナスが混ざっていることがほとんどです。そのため、自分が何を優先的に考えるのかを明確にすることが大切です。

仕事にやりがいを感じなくても、家族を養うことが生きがいになるケースも少なくありません。「家族を養う」のもやりがいになります。逆に給料が少なくても仕事に楽しさを感じられれば、それもやりがいです。

仕事のやりがいに関して、最近大きな社会問題になっているのが「やりがい搾取」です。「やりがい」という言葉に操られて不当な労働を強いられているケースが数多く報告されています。

やりがい搾取って何だろう?

「やりがい搾取」とは、労働者が雇用者に「お金以上に『やりがい』がある」と強く意識させられ、不当な低賃金や長時間労働などを強いられる状態のことです。

つまり、「やりがい」という甘い言葉で洗脳され、無意識の内に劣悪な環境で働かされているのです。いわゆる「ブラック企業」に多い状況ですが、これには企業だけの問題ではない背景もあります。

最近、自分の能力や才能を仕事で発揮することを最優先にしている若者が多くなっています。このような若者は、「お金よりもやりがい」を重視しています。つまり、企業にとっては、労働力を安く使える都合の良い労働者なのです。

このような若者の状況に便乗して、「給料は安いけどやりがいはある」と労働者を洗脳するのです。労働者は、無意識のうちに過酷な労働を繰り返し、身も心も蝕まれてしまうのです。

また、やりがい搾取以外のブラック企業の特徴などは以下の記事、診断も参考にしてみてください。
転職・就職におけるブラック企業の見分け方とその解説
あなたの勤める会社は大丈夫!?マナラボが教えるブラック企業診断

やりがい搾取を受け入れてしまう理由

やりがい搾取が横行する理由の原因の一つとして「夢」があげられます。

特に職人などの特殊技能の世界では慣例的にやりがい摂取がおこなわれています。

例えば、伝統工芸などの職人の場合、半年間は給与なしというパターンは少なくありません。伝統品の需要が少なくなっているなどの理由はあるでしょう。しかし、最低限の賃金を確保する努力が企業側には必要でしょう。

ただし、職人などの場合は、初めから低賃金を覚悟で就職する人が多いので、「やりがい搾取」と決めつけるのはやや無理があるかもしれません。

今、問題になっている「やりがい摂取」は、企業が意図的に「夢」で洗脳するケースです。

社長や上司が社員教育などと称して、精神論などを唱え「あんな人になりたい」と思わせます。夢を作り上げて、その夢の実現のためならお金は二の次という考えに洗脳してしまうのです。

さらに、夢だけでなくポストも労働者の満足感につながります。

それほど実績のない新人にポストを与えれば、「自分は評価されている」と思い込みます。給与が変わらなくても一生懸命に働いてしまうのです。すぐに課長や部長に昇進する企業は要注意です。

やりがい搾取を受け入れやすい人

やりがい搾取を受け入れやすい人には、いくつかのタイプがあります。

趣味性を重要視する人

好きなことを仕事にしているという気持ちが強いと、労働時間や賃金に対して無頓着になりがちです。

「好きなことをしているから」という意識ですから、雇用者にとっては非常に都合の良い労働者になります。若者に多いタイプです。

自己犠牲タイプの人

人の役に立つためなら、時間もお金も関係ないという自己犠牲タイプの人もやりがい搾取に陥りやすい人です。

「社会に貢献している仕事」などと洗脳されて寝る暇も惜しまずに働いてしまう危険性があります。

再就職の主婦

長い間子育てなどで専業主婦をしていた人が、再就職をした場合も要注意です。

お客様や上司・同僚などから信頼されるという感覚は主婦では味わえない喜びです。ついつい仕事に夢中になり、会社へ奉仕するようになります。

雇用側としては、上手く使える労働力になり、サービス残業などが常態化する危険性があります。

未経験の仕事に転職した人

同じような職種に転職する場合は、あまり問題はありませんが、これまで経験したことのない仕事に転職した場合もやりがい搾取の犠牲になる可能性が高くなります。

少しでも早く仕事に慣れようと必死に働いている人は、残業も苦にならない感覚になることが少なくありません。会社にとっては仕事を与えるのには好条件の人です。

残業や休日出勤など自然に仕事が増えていることもあります。

仕事のやりがいに関するおさらい

仕事のやりがいに関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 上司や同僚から信頼されている
  • お客様や取引先に感謝され喜ばれる
  • スキルアップができ、正しく評価される
  • チームワークがよく一体感がある
  • 私生活を楽しめる時間的な余裕がある
  • 努力すれば収入アップになる
  • しかし、最近では「やりがい搾取」と呼ばれる状況が問題視されている
  • 「やりがいがある」と雇用者に洗脳されて、不当な低賃金や長時間労働がおこなわれているケースが少なくない
  • 「趣味性を重要視する人」「自己犠牲タイプの人」「再就職の主婦」「未経験の仕事に転職した人」などは、やりがい搾取の犠牲になりやすいので注意が必要

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