毎日終電まで仕事をする生活は、本当に辛いでしょう。一度、そんな生活を振り返ってみませんか?

ここでは、客観的に毎日終電の生活を残業時間で計算、そんな生活で考えてみるべきこと、転職について考えてみる理由を解説します。

辛いと言っているだけでは何も変わらない毎日です。客観的に、かつ一歩踏み込んで考えてみるきっかけになります。

毎日終電で帰る生活の残業時間

毎日の生活に追われていて、自分の残業時間を考えたことがない人も多いかと思います。

定時が18:00だとして、毎日終電近くの23:30まで仕事をしているとしたら、1日の残業時間は5.5時間ほどです。週に5日勤務だとすると、5.5×5=1週間の残業は27.5時間になります。

これが月に4週とすると、27.5×4=1週間で110時間もの残業をこなしていることになってしまうのです。

過労死危険ラインとは

ここで考えてみたいのが、「過労死危険ライン」です。

健康リスクが高まる残業時間は、おおむね80時間が目安とされています。労働災害認定の際に使われるもので、時間外労働と健康障害や過労死の因果関係の判断基準にもなります。

健康障害の発症2~6ヶ月間の間の労働時間を基準に考え、80時間が目安と言われていますが、絶対的なものではありません。

毎日終電の生活で考えてみるべきこと

過労死危険ラインを超えているからといって、一概にそんな生活は危ないとは言えません。目的があって、遅くまで働いている人もいるでしょう。

しかし、他にもいくつか毎日終電の生活について、考えてほしいことがあります。

カラダは大丈夫なのか

カラダが限界になればなるほど、自分自身では感覚が狂って、わからなくなっていくこともあります。自分がわかっていないだけで、本当はもうすでに限界を過ぎているのかもしれません。

働くことが当たり前になり、体の異変にも気づくことができず、いきなり取り返しがつかない状態になってしまうことも少なくないのです。突然の過労死などが、これにあたります。

また、病気も発症してからでは、治すにも時間がかかってしまうし、遅いのです。

仕事だけの人生でよいのか

毎日終電での帰宅だと、当然平日は寝るだけになってしまうでしょう。

趣味に時間は割けないし、家族と過ごす時間もごくわずか、深夜の帰宅で家族の顔さえ見られないこともおおいのではないでしょうか?もう一度、そんな人生でよいのかを考えてみましょう。

続けられる生活なのか

今は精神的に何とか耐えて、肉体的にも体力があって、毎日の残業をこなし終電で帰るのも、なんとか大丈夫かもしれません。

ただ、その仕事をこの先も、たとえば30代や40代、50代になっても続けることができますか?年をとるとともに、どうしても体力は落ちますし、気力も衰えてくるものです。

年を取ってから気がついて、転職活動をしようとしても、希望の職につけるかわかりません。一般的には、30代後半になってくると、転職しても年収は増えない傾向があったり、難しくなったりすることもあります。

転職すべき職場もある

本来は、労働基準法36条に記載があるように「残業をさせる場合には、労働組合等と協定を結ばなくてはならない」とされています。

これが一般的によく聞く、「三六(さぶろく)協定」というものです。三六協定でも、時間外労働の上限時間が設けられており、原則として1ヶ月45時間までとされています。

それらの法律を知っているのに、社員に毎日終電になるような長時間労働をさせる会社はどうなのでしょうか?

会社には、社員を無事に帰宅させる義務もあります。一生懸命に働き、貢献するに値する会社なのか考えてみましょう。

毎日終電に関するおさらい

毎日終電に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 毎日終電まで残業をすると、1か月に110時間ほどの残業時間になることもある
  • 労災認定などで使われる「過労死危険ライン」は、週の残業時間80時間を目安にしている
  • 毎日終電の生活を、一度振り返ってみて、カラダは大丈夫なのか、仕事だけの人生でいいのか、続けられる生活なのか考えてみる
  • また、転職すべき職場というところもある、一生懸命に働いて貢献するに値する会社なのかも考えてみることが大切

転職には、タイミングも大切です。時には、思い切って生活や人生を変えることも必要でしょう。