「定時になったらコンビニへ向かい、夕食を購入してまた会社に戻る」といった習慣は本来おかしいものです。しかし、このような光景を目にすることはめずらしくありません。

この記事では仕事が終わらないときの対処法や解決策、残業を減らし定時に帰るためのポイントをまとめました。

仕事が終わらなく辛い

厚生労働省の調査によると、1ヶ月の残業時間の平均は約10時間程度とされています。
しかし現実には「会社に申告していない残業時間」があるため、1ヶ月平均の残業時間は40時間を超えるといわれています。

仕事が一向に終わらず、残業や休日出勤になってしまうと、プライベートや睡眠の時間が削られてしまいます。そのような日が続くと精神的にも辛くなってしまいます。

仕事が終わらずに残業が増えたり、休日も仕事をしなければいけなくなったりする理由は主に2つあります。

そもそもの仕事量が多い

これは企業側や上司が社員に無謀な量の仕事をさせているパターンです。

どんなに有能な人でも1日に使える時間には限りがあります。その限界を超えた量の仕事を押し付けられてしまっては定時に帰れるはずもなく、休日も仕事をしなければならない事態になりかねません。

仕事の処理速度が遅い

仕事の量に関わらず、処理速度自体が遅い場合もあります。これは個人の能力による問題です。

以下の特徴に当てはまる人は要注意です。

  • 性格がマイペースでのんびりしている

生まれ持った性格がマイペースで、のんびりしている人は仕事をこなす速度も遅い場合があります。

マイペースなのは悪いことではありません。周りに流されず仕事ができるというメリットがあります。しかし、先を見通す力がなく、「いつまでにこの仕事を終わらせる」など具体的な展望を持てない人は仕事の処理能力に欠ける場合があります。

  • 周囲を気にしない

どんなに周りが忙しそうに仕事をしていても気づかない人です。
自分の仕事量と他人の仕事量の差を分かっていないので、自分の仕事の速度が遅いことにも気づきません。気がついたら自分だけ残業ということになってしまうかもしれません。

  • 面倒くさがり

単に面倒くさがりで、やらなければならないことを後回しにしてしまう人です。
簡単な仕事ばかりを先にやり、時間や手間のかかりそうな仕事を後回しにしていると、気づけば仕事の期限が目前になっている、という事態になりかねません。

仕事が終わらないときは、定時に帰る人を見習う

いつも定時に帰る人はただ単に仕事が少ないから早く帰れるというわけではありません。

時間内に仕事を終わらせられる能力を持っているため定時に帰れるのです。
「自分はいつも残業ばかりだ」と感じる人は定時に帰る人の行動や習慣を見習いましょう。

集中力が高い

定時に帰る人に共通していえることは、集中力がとても高いということです。

休憩中はゆっくりしていても、仕事のスイッチが入れば、凄まじい集中力を発揮する人もいます。彼らは「休む時には休み、働く時には働く」という切り替えが上手な人たちです。

短時間に集中して仕事を行えばダラダラと遅い時間まで残って仕事をする必要がありません。

仕事をてきぱき進める

仕事をてきぱきと進めることも定時に帰るためのポイントです。

やらなければいけない仕事に優先順位をつけ、要領よくこなしていきます

要領がいい人には一つずつ仕事を消化していくタイプの人と、いくつかの仕事を並行して行うタイプの人がいます。どちらの方が速い、という明確な答えはありませんので自分にあった要領のよい仕事のやり方を見つけましょう。

自分のできる仕事量を知る

自分のできる仕事量、つまり限界を知っていることも重要です。

1日に使える時間には限りがあります。仕事を効率よく終わらせるためには、自分の仕事の処理能力でどこまでの仕事ができ、どこまでを人に任せればいいのか適切に判断する必要があります

完璧主義はやめる

仕事の加減を知ることも、忘れてはいけないポイントです。

完璧主義を貫き細かいところまで必要以上にこだわっていては、いつまでたっても次の仕事に取りかかれません。妥協をするという意味ではなく、どこまでのクオリティで仕事をこなすべきなのかの線引きが大事です

客観的に見ても仕事量が多い時の対処

どんなに能力が高く仕事の処理速度が速い人でも、明らかにキャパシティを超える量の仕事を抱えてしまってはパンクしてしまいます。

上司に相談

しっかりとコミュニケーションを取れる上司であれば、相談してみるのも一つの手です。

ただ、「残業が多すぎて辛いです」と正直に言うのは得策ではありませんし、なかなか言いづらいと思います。

「この仕事は単独ではなくチームで行えば、より速く質の高いものにできる」など、自分なりの改善策を上司に提示したり、「全てを自分一人で行うと効率が悪くなってしまう」と、遠回しに仕事の量が多いことをアピールしたりすることも有効です。

マニュアル化して共有

仕事をマニュアル化して共有することも有効な手立てです。

他の人でも仕事ができるようにわかりやすくマニュアル化し、周りと協力して効率化を計るといいでしょう。

仕事が終わらない時の対処法まとめ

  • 仕事が終わらない原因として、個人的なものでは、仕事の処理速度が遅いことが考えられます。同僚に定時に帰る人がいればその人を見習うことも大事です。
  • また、客観的に見て明らかに仕事量が多い場合もあります。思い切って上司に相談したり、仕事をマニュアル化して周りと協力したりと、効率よく仕事をこなすことも重要なポイントです。
  • 睡眠やプライベートの時間があまりにも削られてしまい辛いときには、転職を検討してみるのもよいかもしれません。