ふるさと納税をしてみたいけど、複雑そうでなかなか挑戦できないという人もいるでしょう。
この記事では、ふるさと納税の簡単な説明と、岐阜県の自治体のふるさと納税をいくつかご紹介します。

ふるさと納税とは何か

 

全国各地の特産品がもらえるお得な節約術として注目されるふるさと納税は、地方自治体に寄付をした金額のうち2000円を超える部分が税額控除される制度です。

名前こそ「納税」ですが、厳密には自治体への寄付金額を住民税から差し引くという、寄付控除を活用した制度です。

さらに自治体の多くが、ふるさと納税の返礼として地元の特産品を贈呈することで寄付者にも喜ばれ、地場産業の振興にも一役買うという一石三鳥の効果があります。

また自治体によっては、寄附金の使い道についても、ふるさと納税を利用した人が選択することもできます。

以下の記事でもふるさと納税返礼品について解説しています、もっとふるさと納税について知りたいと思う方は合わせてご覧ください。
わかりやすい!ふるさと納税とはなにか、仕組みやメリットについての解説
ふるさと納税の仕組み、自治体の選び方から確定申告までの解説
ふるさと納税の確定申告についてと確定申告を簡単にする制度の解説

 

岐阜県関市ってどんなとこ?

●関市の場所
岐阜県関市(せきし)は岐阜県の南部に位置していますが、美濃市を挟むように北側に広がっている市です。2017年時点の人口は約90,000人です。

場所柄、関東と関西のちょうど分岐点にあるため、中濃県域の核として産業や観光、文化などが栄えて来ました。関市といえば、日本刀の産地の一つとして知られています。

●名前の由来
関市の関は関所があったことに由来するといわれています。この土地は東海道から飛騨(ひだ)街道へ通じる道であったため、関所の役割は大きかったため。室町時代には関の地名はすでにあり、昭和25年に今の関市となりました。

●観光名所
鎌倉時代から受け継がれる関鍛冶の技を伝える施設として関鍛冶伝承館(せきかじでんしょうかん)があります。

日本でも数カ所でしか見られない鵜飼(うかい)が盛んな地域でもあります。小瀬鵜飼は毎年5月の夜開幕し、10月半ばまで行われます。静寂な暗闇の中、篝火(かがりび)のもと、鵜と鵜匠の華麗なパフォーマンスは一度は見ておきたいものです。

関市でやさしい微笑みに出会えるのが、290体以上ある円空上人像(江戸前期の修研僧)です。みずからの悟りを開くための修行の一つとして「造仏」があり、円空小人は12万体も木彫りの仏像を作ったといわれています。円空館では市内で見つかった円空仏をたくさん展示しています。

●特産品
関市の特産品といえば、やはり日本刀の技術です。鎌倉時代に刀鍛冶が誕生し、700年あまりの歴史と伝統が今でも受け継がれています。良質な焼刃土や炉に使う松炭、長良川(ながらがわ)と津保川(つぼがわ)の良質な水が揃っており、刀鍛冶にとって理想の風土条件を備えていました。

食べ物では鰻と鮎が有名です。岐阜県は海に面していないため、川魚が主流です。塩焼きはもちろん、鮎の甘露煮などはお土産にできます。小瀬の若鮎という焼菓子も人気です。鮎の形をしたどら焼きのような生地の中には甘さ控えめのもっちりとした求肥(ぎゅうひ)が入っています。

岐阜県関市のふるさと納税返礼品

刃物の街として栄えた岐阜県関市のふるさと納税返礼品に包丁は欠かせません。他の自治体に比べ種類が圧倒的に多いですが、家で料理する人には欠かせないものであるため、どれも重宝されています。他には鮎の天日干しや飛騨牛、奥飛騨キャビア、飛騨牛すじ丼セット、五平餅などもあります。

岐阜県美濃加茂市ってどんなとこ?

●美濃加茂市の場所
岐阜県美濃加茂市(みのかもし)は岐阜県の南部に位置する町で、人口は約56,000人(2017年度時点)です。美濃加茂市は山々の緑と清らかな水が流れる豊かな環境の中にあります。現在の地形は太古の昔に形作られたもので、化石の宝庫として知られています。

また、中山道の宿場町として栄え、文化や経済の情報が入りやすい地域でした。歴史と伝統を守りながら、現在は観光業にも力を入れている地域です。

●名前の由来
美濃加茂という名前は奈良時代の頃には既に別の形で存在していました。702年には「御野(みの)国加毛(かも)郡」や、750年には「三野(みぬ)国加茂郡」と戸籍に書かれており、それらが変化して、「美濃加茂」につながったといわれています。

●観光名所
中山道の宿場町であった中山道周辺には古くから色々な地域の人々の交流が盛んで歴史や文化が根付いています。中山道の51番目にあたる太田宿は中山道の三大難所と言われた「太田の渡し」がありました。現在も古い街並みや2箇所の枡形(ますがた)が残っており、当時の様子を感じることができます。

歴史的な仏閣もいくつか名所があります。龍安寺や正眼寺、約50mもの大仏が安置してある瑞林寺(ずいりんじ)、飛騨川に浮かぶ中の島にある小山(しょうざん)観音、お願い事の神様として古くから地元の人々に親しまれてきた古井の天狗山などです。

自然をゆったり楽しむなら、丘陵地(きゅうりょうち)にある前平公園がおすすめです。彫刻作品が公園内にあったり、巨大な滑り台、広い芝生などがあります。また、平成記念公園 日本昭和村は、ナゴヤドーム16個分の広さの敷地に、築110年の木造後者や茅葺(かやぶ)き屋根などの昭和30年代の里山を再現した公園で、大人が行っても楽しめるテーマパークです。

園内には昔が懐かしくなる駄菓子屋、万華鏡作り、陶芸教室など20種類以上の手作り教室がの楽しめます。アルパカに会えることで知られている公園でもあります。

●特産品
岐阜県美濃加茂市に伝わる特産品でまず有名なのが堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき)です。平安時代から伝えられて、干し柿の王様と呼ばれています。スローフード協会によって岐阜県で初めて、食の世界遺産ともいわれている「味の方舟」として認定された品で、美濃加茂市で購入することができます。

中山道の太田宿は昔の町並みをそのまま残していますが、その中に昔ながらの醸造所があります。御代桜醸造(みよざくらちゅうぞう)のお酒は大吟醸 (だいぎんじょう).や純米酒、米焼酎、季節限や数量限定の商品も取り扱っています。

岐阜県美濃加茂市のふるさと返礼品

岐阜県美濃加茂市のふるさと返礼品で多く見られるのが、飛騨牛です。焼肉用、しゃぶしゃぶ用、すき焼き用などがあります。美濃加茂の老舗料亭から出されている返礼品はうなぎの蒲焼や白焼です。

その他には、長良ワインやバームクーヘンなどのお菓子も用意されています。

岐阜県瑞穂市ってどんなとこ?

●瑞穂市の場所
岐阜県瑞穂市(みずほし)は岐阜県の南西部にあり、岐阜市と大垣市に挟まれています。瑞穂市の東には清流で有名な長良川、西には揖斐川が流れており、輪中と呼ばれる水郷地帯です。かつて、江戸時代には中山道も通っており、宿場も置かれていました。人口は平成29年度時点で約54,000人です。

●名前の由来
瑞穂市は2003年に2つの町が合併して誕生しました。葦(ヨシ:稲の一種)がしげり、稲穂がみずみずしく育って、豊かな国になるようにと願いを込めて名付けられました。

●観光名所
瑞穂市と伊勢神宮は深い繋がりがありますが、ご存知の方は少ないです。伊久良河宮(いくらがわのみや)は伊勢神宮の天照大神(あまてらすおおみかみ)が4年間鎮座していたという記述が『日本書紀』や『倭姫命(やまとひめのみこと)世紀』にあります。

瑞穂市はいくつかの天然記念物があります。中でも瑞穂市指定天然記念物として全国的にも有名なのが、富有柿の母木です。富有柿は全国の甘柿の中でも最優秀品種として栽培されています。また県指定天然記念物には藤九郎ギンナンがあります。普通のぎんなんより大粒で1.9倍も重く、殻の厚さが薄く美味しいぎんなんとして評判です。

●特産品
瑞穂市は農業が盛んな地域です。米は瑞穂市で最も多く栽培されている農産物です。岐阜の銘柄米「ハツシモ」は大粒で食味がよく、寿司のシャリなどでもよく使われます。

岐阜県瑞穂市のふるさと返礼品

岐阜県瑞穂市のふるさと返礼品にはお肉が多く見られます。岐阜県ならではのふるさと返礼品は飛騨牛です。ステーキ用、肩ロースなどがあります。また、奥美濃の地鶏は焼肉用、鍋用、とんかつ用、しゃぶしゃぶ用などに分かれています。やまと豚の切り落としや焼肉用などの豚肉も返礼品として多く見られます。

瑞穂市は長良川と揖斐川の大きな2つの川があり、120年余続いている醸造所があります。そこで作られた季節限定酒や大吟醸なども返礼品として用意されています。

全国でも有名な富有柿の返礼品として、富有柿ジャムがあります。絶品の味を楽しむことができます。

意外なふるさと返礼品はキッコーマン豆乳詰め合わせです。キッコーマン豆乳は全国に3つの工場を持っており、その一つが瑞穂市のキッコーマンソイフーズ岐阜工場で、ふるさと返礼品の中でも人気が高い商品です。

岐阜県養老町ってどんなとこ?

 

●養老市の場所
岐阜県養老町(ようろうちょう)は能見平野の最西端に位置しています。揖斐(いびぐん)、関ヶ原、養老国定公園の一画を占めている養老山地が周りにあり、水郷地帯に広がる変化に富んだ自然の豊かな町です。

岐阜市までは車で40分ほど、名古屋市までも1時間ほどで行ける場所にあり、迷信高速道路や東海道新幹線にも比較的近い場所です。人口は約31,000人(2015年時点)ですが、観光客は多く、年間で100万人以上が訪れます。

2017年は養老改元から1300年という記念の年でした。養老町では「養老改元1300年祭」を開催し、町のさらなる発展を測っています。

●名前の由来
養老の名前は養老伝説が伝わる地であることに由来します。養老伝説とは、老いた父をいたわり、養っていた親孝行の息子が、ある日、水を汲みに行くとその水が酒に変わり、それを老いた父に飲ませたという伝説です。昔からこの地はヨーロと呼ばれており、奈良時代にはすでに養老の文字も当てられていました。

●観光名所
養老町の名前の由来にもなった養老伝説の清水は、養老神社の境内で今もこんこんと湧いています。今は菊水泉と呼ばれています。歴史を知ることができるスポットは多く、はるか昔弥生式土器を使う人々が住んでいた形跡も残っています。柏尾(かしお)廃寺跡には千体もの仏様が安置されています

養老町のシンボルともいえるのが養老の滝です。巨岩老樹に囲まれた養老公園の奥に位置しています。日本の滝百選にも選ばれた伝説の滝で、見ごたえがあります。また、まぐさの滝、直江の滝は養老の滝と合わせて、「養老三滝」と呼ばれてます。山道を歩いてやっとたどり着きますが、その景色は見る人を圧倒させる壮大さがあります。

●特産品
養老町の特産品として一番有名なのはひょうたんです。観光客のお土産としても人気があり、ひょうたんを扱っているお店もたくさんあります。ひょうたんの展示もおこなっているひょうたん会館にも足を運んでみると、古いひょうたんやひょうたんの歴史についても知ることができます。

また、水が綺麗な地域で、お酒やお米もよくとれます。

岐阜県養老町のふるさと返礼品

岐阜県養老町のふるさと返礼品には養老山麓の自然で育った富有柿や飛騨牛、桜肉など、岐阜県ならではといった豪華な返礼品があります。

養老町の水は有名であることから、養老の天然水や大吟醸、純米酒なども返礼品として扱われています。

岐阜県池田町ってどんなとこ?

池田町の場所
岐阜県池田町(いけだちょう)は濃尾平野の最北端に位置しています。池田町の1/3は山地で、中央に国道417号線が南北に縦断しています。南には大垣市があります。人口は約24,000人(2017年時点)で、都会でも田舎でもない町づくりを目指しています。

全国桜百選に指定されている桜の木々や池田山の斜面にある茶畑は「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑」と呼ばれています。

●名前の由来
池田町の由来は土地の質によるものからきています。池や沼の多い湿田地帯であったため、平安時代初期にはすでに美濃国池田郡という地名がありました。昭和29年に今の池田町に名前が変わりました。

●観光名所
「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑」と呼ばれる茶畑は町が一望できる展望台でもあります。サイクリングや遊歩道を通って頂上まで行くことができます。

歴史好きなら池田恒興(いけだ つねおき)・元助父子の墓も気になるのではないでしょうか。織田信長の乳兄弟であった池田恒興は信長の死後大垣城主となりました。息子の輝政は姫路城主となっています。

池田町には天然記念物のハリヨ繁殖地があります。ハリヨは、日本国内で見ても岐阜県西南地域と滋賀県東部にしか生息しないトゲウオ科の淡水魚で、流れが緩やかで清らか冷たい水が必要な上、生息環境が限られるため、現在は天然記念物に指定されています。池田町の中川水郷公園内で見ることができます。

アウトドアやアクティブなことが好きな人にはパラグライダー体験や大津だに公園でのBBQがおすすめです。

旅の疲れを癒すには池田温泉がよいでしょう。ぬめりが強く、美肌の湯として評判が高い温泉です。歩行風呂やスライダー風呂な一風変わったお風呂もあり、大人だけでなく子どもも楽しめる施設です。

●特産品
池田町の特産品で一番おすすめなのが、池田山の斜面一帯で作られている「美濃いび茶」です。まろやかで深い味わい、香りも高く高級茶として親しまれています。その美濃いび茶を使って作られたのが茶っプリンです。

岐阜農林高校の生徒と共同で開発された茶っプリンは甘すぎず、飽きのこない味わいが人気を読んでいます。他にもお茶を使ったお菓子がいくつか作られています。

「池田といえば肉桂餅(にっきもち)」といわれるほど親しまれています。独特の香りと餡がよく合って、お茶うけにぴったりです。その他には、減塩梅干しや地酒などが特産品です。

また池田町で忘れてはいけないのが、ゴキブリ追放運動です。その昔、町ぐるみで「ゴキブリ追放運動」を行い、町からゴキブリを駆除しました。その時に使われた「ゴキブリキャップ」はホウ酸に玉ねぎを加えたもので、特産品のひとつです。

岐阜県池田町のふるさと返礼品

特産品の多い岐阜県池田町のふるさと返礼品には岐阜県で共通の飛騨牛やその加工品が多く見られます。その他、池田町の農家によるお米「ハツシモ」「こしひかり」「ミルキークイーン」、美濃いび茶セットなどがあります。お菓子では肉桂餅、旅行関連の返礼品は、会席料理付きの池田温泉の宿泊チケットなどがあり豪華です。

岐阜県八百津町ってどんなとこ?

●八百津町の場所
岐阜県八百津町(やおつちょう)は岐阜県南部に位置しており、木曽川の水運で栄え、ダムや渓谷、滝などの水辺の景勝地に恵まれています。2017年時点で人口は約11,000人と小さな町ですが、ビザを発給して多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝(すぎはら ちうね)は八百津町の出身で、現在は記念館が建っています。

●名前の由来
八百津町周辺はいくつかの船着場があり、賑やかな港町でした。706年にはすでに八百津という地名があり、江戸時代には細目村と名前を変えますが、村の活気が落ち込んだことから活気のあった時代の名前八百津という俗称がそのまま町名になりました。

●観光名所
大自然を感じることができる場所は五宝滝です。3段にわたって流れ落ちる滝の最上部に位置しており、落差は44メートルもあります。頂上からは素晴らしい景色が望めるでしょう。戦後の大ダム建設の先駆けである丸山ダムも迫力満点です。大規模で本格的な機械化手法を取り入れており、のちの日本土木技術の礎となりました。

1988年に開館した「旧八百津発電所資料館』は、明治から昭和にかけて実際に使用されていた八百津発電所の本館を博物館として活用したものです。ヨーロッパ風建築のようなモダンな建物で、外観は中世ヨーロッパを想像させます。

日本の水力発電の歴史を物語る重要な資源で、建物、内部、敷地そのものが展示物となっており、国の重要文化材に指定されています。

八百津町出身の元外交官、杉原千畝が第二次世界大戦中に行った勇気ある行動、功績を讃え、後世に伝えるための記念公園が作られ、杉原千畝記念館や人道の丘が建てられています。

●特産品
八百津町は雄大な流れの木曽川や海抜700メートルの潮南(しおなみ)高原など変化に富んだ自然がたくさんあります。その中で生まれた食材は松茸、いのしし、山菜、地蜂など多くあります。八百津に行ったらしし鍋や山菜料理を堪能できます。清流を使って作られたそばやうどんも伝統的な手法が受け継がれています。

八百津の秋は至るところで栗を目にします。多くの栗林があるため。実りの時期には加工品も製造され、現在も栗きんとんは特産品のひとつとなっています。また、八百津には昔ながらの蔵元が2つあり、地酒もおすすめです。

岐阜県八百津町のふるさと返礼品

自然が豊かで特産品も多い岐阜県八百津町のふるさと返礼品には独自のものがいくつか見られます。

特産品のところでもご紹介しました栗金糖やうどん・きしめん、地酒などが用意されています。その他、お米農家が作った無添加でノンアルコールの甘酒、や岐阜県の豚肉、飛騨牛のセットなどがあります。

岐阜県のふるさと納税返礼品紹介のまとめ

岐阜県関市、美濃加茂市、瑞穂市、養老町、池田町、八百津町の特色とふるさと納税返礼品についてご紹介いたしました。岐阜県は海に面していない分、木曽川や揖斐川、長良川など大きな川を中心に栄えてきた場所が多いです。雄大な自然を堪能できる場所も多く、山の食材に恵まれています。

岐阜県関市、美濃加茂市、瑞穂市、養老町、池田町、八百津町の地域にご興味のある方は、ふるさと納税をしてみることをおすすめします。