ふるさと納税の話を耳にして、気になりつつも、まだやったことのない人も結構いるのではないでしょうか。自分の故郷はもちろん、他の地域の支援もできて、その街の特産物などの返礼品ももらえる素敵な制度です。今回は石川県のふるさと納税についてご紹介いたします。

ふるさと納税とは何か

全国各地の特産品がもらえるお得な節約術として注目されるふるさと納税は、地方自治体に寄付をした金額のうち2000円を超える部分が税額控除される制度です。

名前こそ「納税」ですが、厳密には自治体への寄付金額を住民税から差し引くという、寄付控除を活用した制度です。

さらに自治体の多くが、ふるさと納税の返礼として地元の特産品を贈呈することで寄付者にも喜ばれ、地場産業の振興にも一役買うという一石三鳥の効果があります。

また自治体によっては、寄附金の使い道についても、ふるさと納税を利用した人が選択することもできます。

以下の記事でもふるさと納税返礼品について解説しています、もっとふるさと納税について知りたいと思う方は合わせてご覧ください。
わかりやすい!ふるさと納税とはなにか、仕組みやメリットについての解説
ふるさと納税の仕組み、自治体の選び方から確定申告までの解説
ふるさと納税の確定申告についてと確定申告を簡単にする制度の解説

石川県七尾市ってどんなとこ?

 

 

●七尾市の場所
石川県七尾市(ななおし)は石川県の北部、能登半島の中央に位置しています。人口は約55,000人(平成27年国勢調査)で、能登の中心都市です。「能登の里山里海(さとやまさとうみ)」が2011年に先進国で初めて、世界農業遺産に認定されました。

2016年には青柏祭(せいはくさい)の「でか山」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。豊かな自然と歴史が大切に守られてきて、日本の大切な文化となっている地域です。

 

●七尾市の名前の由来
日本で最大規模の山岳城「七尾城」が築かれていた城山に7つの尾根があったことが「ななお」の地名の由来といわれています。

 

●七尾市の観光名所
観光名所はたくさんあります。歴史を学ぶには七尾城跡や七尾城史資料館、東嶺寺(とうれいじ)などがあります。明治の館は明治期に、懐古館飯田家(かいこかんいいだや)は180年前に建てられた家で、昔ながらの旧家を見学できます。

自然を感じるには山の寺寺院群(やまのでらじいんぐん)を巡る瞑想の道があります。元々は戦国武将前田利家の時代に建てられた寺で、16の寺が現存しています。森の中にそびえ立つ木々の間に道が整備されており、瞑想の道を行くとお寺を回れるようになっています。

家族旅行村Weランドや松島オートキャンプ場ではキャンプや海水浴、バーベキューなどを楽しめます。

海ではイルカウォッチングクルーズもできます。能登食祭市場(のとしょくさいいちば)では新鮮な海産物をはじめ、里山里海の伝統的な味を体感できるスポットがあります。

能登半島といえば温泉も有名です。和倉温泉や猿田彦(さるたひこ)温泉などで旅の疲れを癒すのもよいでしょう。

 

七尾市の特産品
七尾市の特産品としてまずあげられるのが海産物です。天然ブリ、能登牡蠣、くちこ(なまこ)、イカなど季節によって様々なものが獲れます。くちこを塩辛にしたものが日本三代珍味の「このわた」です。

農産物では能登野菜と呼ばれる中島菜、金糸瓜、能登白ねぎ、かもうり、馬鈴薯、沢野ごぼう、小菊かぼちゃなどがあります。綺麗な土、水、空気で作られるお米はとても美味しいと評判です。

七尾市の伝統工芸品は七尾仏壇、和ろうそく、珪藻土(けいそうど)加工品です。七尾仏壇は全て職人の手造り、材料は全て天然素材、金箔加工などの装飾が特徴です。

和ろうそくの歴史は江戸時代にまでさかのぼります。繊細な花の柄が描いてあり、見た目もよく、使ってもほっとなごめるろうそくです。

七尾市は、日本では少ない珪藻土の産地です。珪藻土は七尾市で加工品にされて全国へ出荷されています。

 

石川県七尾市のふるさと納税返礼品

自然が豊かな石川県七尾市のふるさと返礼品にはお米が見られます。かに、のどぐろ、甘鯛、能登牡蠣やそれらの加工品も多く用意されており、焼酎や和倉温泉の宿泊券などもあります。

七尾市はなまこも獲れるので、面白い返礼品としては、なまこ石鹸やなまこうどんなどがあります。

石川県羽咋市(はくいし)ってどんなとこ?

羽咋市

●羽咋市の場所
石川県羽咋市(はくいし)は本州の中央部、能登半島の中央西側に位置しています。羽咋市の東側は富山県氷見市に隣接、西側には日本海、海岸線はなぎさドライブウェイがあります。人口は約23,000人です。

●羽咋市の名前の由来
羽咋市の名前は、「怪鳥伝説」という神代の神話から由来しています。大昔、この地域には「怪鳥」が出現し、村人を襲っていたという伝説があります。そこに垂仁天皇(すいにんてんのう)の命によってやってきたイワツクワケノミコトが連れれていた3匹の犬とともに怪鳥を倒しました。

しかし、怪鳥の羽に喰らい付いた3匹の犬は死んでしまいました。この話から「羽を喰らう」から「羽喰(はくい」となり、現在の漢字である「羽咋」という地名になったと伝わっています。その証拠に、羽咋市内にはイワツクワケノミコトや3匹の犬にゆかりのある遺跡や古墳が残されています。

●羽咋市の観光名所
日本国内でも珍しい、砂浜を車で走ることのできる千里浜なぎさドライブウェイは観光スポットとして人気があります。

海岸線が長く、砂のきめが細かいため、4WDでなく普通車やバスでも走行可能です。潮風を浴びながら雄大な自然の中をゆったりと走ることができるのはここだけです。

近年、ちょっと変わった観光スポットになっているのが擬音岩です。羽咋駅前に佇む擬音語の謎の岩のオブジェ。「ゴゴゴ」「ズズズ」など漫画に出てきそうな擬音語が石で表現されており、記念撮影場所となっています。

宇宙に興味があれば、宇宙科学博物館コスモアイル羽咋に訪れるのもよいでしょう。地球を周回して帰ってきた本物の宇宙船や本物のロケット、人工衛星を間近で見られる博物館です。アポロ計画で使われた宇宙船や触れる隕石などの展示にワクワクすることでしょう。

歴史的な建造物を堪能するなら、寺社めぐりができます。能登初の禅修行が行われた豊財院(ぶざいいん)は約700年前に建立された寺院です。気多大社は女性に人気のパワースポットで縁結びの神社として人気が高い神社です。桃山時代の妙成寺や最初の建立が鎌倉時代という永光寺などがあります。

●羽咋市の特産品
能登沖で獲れた魚とイカを練り上げて団子にした「いかだんご」が人気です。羽咋市のホテルの朝食で食べることもできます。

綺麗な水から作られた味噌もや地酒も特産品として挙げられます。

羽咋市にある窯元で焼かれた能登大社焼という焼物も特産品の一つです。真葉手(しんようで)というブランドが珍しく、森から採ってきた生の葉を陶器に焼き付けてあり、葉脈がそのまま表現されています。

石川県羽咋市のふるさと納税返礼品

海と山とがある自然豊かな地域、石川県羽咋市のふるさと返礼品は、魚を加工したものや肉が多く見られます。

姫丸と呼ばれる明治期から続く漁師の家は明治から昭和にかけて海産物商として干物を製造販売していました。返礼品は時期によって獲れた魚を一夜干しにしています。お肉はイノシシ肉や手作りソーセージなどがあります。

魚や肉と共にいただきたいのが地酒です。返礼品には能登どぶろくや地酒が見られます。

また、食べ物以外では、特産品でご紹介したように真葉手の小鉢やお皿なども用意されています。

石川県白山市ってどんなとこ?

石川県 白山市

●白山市の場所
石川県白山市(はくさんし)は石川県の南部に位置しています。日本三名山の一つとして知られる白山(はくさん)があるところです。石川県白山市はなんと全域が白山手取川ジオパークに認定されています。

●白山市の観光名所
白山市は自然が多く、アウトドアを楽しむ人が多いです。白山一里野温泉スキー場や登山、大自然の滝を眺めながら入れる温泉として「親谷の湯」などが観光客に人気です。

地元の人から「しらやまさん」と呼ばれ、親しまれているのが白山比咩神社です。表参道や境内に樹齢1000年以上の杉が植えられており、幻想的な雰囲気は観光客にも人気です。

大自然の絶景を楽しめるのが手取峡谷(てどりきょうこく)です。綿のような水が落ちることから名付けられた「綿ヶ滝」ではマイナスイオンをたっぷり浴びて日頃の疲れを癒せます。また白山高山植物園も白山市ならではの観光名所でしょう。

標高800mにある高山植物の低地栽培試験に取り組んでいる施設です。本来、白山の頂上付近でしか見られない花々を公園内で見ることができます。

歴史や科学が好きな人なら、白山ろく民族資料館や白山恐竜パーク、ふれあい昆虫館などもおすすめです。

白山市の特産品
水が綺麗な地域であるため、こしひかりのお米やそばなどが育てられています。和菓子ではあんころ餅やとちもち、かきもちなどが有名です。

剣崎なんばと呼ばれる唐辛子は外国産のものより甘みとコクがあるのが特徴でしょう。また、珍しい特産品として、縄で縛っても崩れないほど水分が少ない堅とうふがあります。大豆の甘みが詰まっていて、刺身風にスライスしてわさび醬油で食べます。

食べ物以外では牛首紬(うしくびつむぎ)が生産されています。玉繭から作られる太くて節のある玉糸を使って織り上げるのが特徴で、色を染めて、様々なな製品へと形を変えています。

石川県白山市のふるさと納税返礼品

白山からの水が豊富にある石川県白山市のふるさと返礼品には地酒やお米が多く見られます。お米を使ったあんころ餅や羊羹などの和菓子も用意されています。そばや佃煮、さばづくしなども日本人に昔から好まれる味です。

冬には雪が多くつもるため、スキーが好きな人にはスキー場のチケットも嬉しい返礼品の一つです。

白山市独自の返礼品としては、牛首紬(うしくびつむぎ)を使った小物でしょう。牛首紬の札入れ、扇子セット、先染縞着尺など豊富にご用意して押します。

石川県のふるさと納税返礼品についてのまとめ

石川県七尾市、羽咋市、白山市のふるさと納税や地域についてご紹介いたしました。石川県は北陸の中でも独自の文化を持っており、金沢は小京都と呼ばれ、観光客に人気の場所です。

金沢では町並み観光を、白山ではアウトドアを、七尾市では海産物を、羽咋市ではドライブや宇宙の博物館を、それぞれ堪能できます。地域によって、風景や食べ物が全う異なることも魅力の一つですよね。

石川県七尾市、羽咋市、白山市にご興味を持たれた方はふるさと納税をしていただければ、と思います。