ふるさと納税は気になりつつも、まだ実際にやったことのない人も多いのではないでしょうか。ふるさと納税は自分の故郷はもちろん、他の地域の支援もできて、その街の特産物などの返礼品ももらえる素敵な制度です。

今回は全国の中でも復興支援も兼ねたいという人のために熊本県のふるさと納税についてご紹介いたします。

熊本の他の自治体と返礼品の紹介は以下の通りです。
玉名市・菊池市・天草市・宇城市 ふるさと納税熊本県の返礼品紹介
天草市・玉東町・長洲市・大津市 ふるさと納税熊本県の返礼品紹介②

ふるさと納税とは何か?

「ふるさと納税」は総務省が導入を決めた制度で、納税という名前がついていますが、実際は寄付です。寄付で集めた資金を利用して、その地方を活性化させようという糸があります。ふるさと納税には以下のような3つの特徴があります。

・寄付先を納税者(寄付者)が決められる
「ふるさと」と名前がついてはいますが、自分の本当のふるさと以外にもふるさと納税を行うことができます。寄付する人が好きな自治体を選択し、寄付することができます。

・住んでいない地域にも貢献できる
寄付先は募集している地域ならどこでも選択できます。自分のふるさとはもちろん、自分が住んだことのない地域に納税することもできます。応援したい自治体やゆかりのある自治体を選ぶことで、間接的に支援できるのがふるさと納税の魅力の一つでもあります。

・自治体はふるさと納税を通して全国に地域をアピールできる
ふるさと納税は自治体にもメリットがあります。ふるさと納税を行うことによって、全国に名前を覚えてもらうことができます。それだけでなく、地域の特産品のPRもでき、観光誘致にも活用できます。地方の経済が活性化する可能性を秘めています。

わかりやすい!ふるさと納税とはなにか、仕組みやメリットについての解説

熊本県西原村ってどんなとこ?


●西原村の場所

熊本県西原村(にしはらむら)は、阿蘇くまもと空港から車で約10分の場所にあり、阿蘇エリアの南の玄関口として親しまれています。草原には牛が放牧され、のどかな時間が流れています。空気と水が綺麗で自然の恵みを受け、農作物の栽培も盛んな場所です。現在の人口は約6700人です。

 

●西原村の観光名所

自然が豊かな場所で、山や滝などが名所としてあげられます。俵山は標高1,095mで阿蘇外輪山の西側に位置しており、西原村のシンボルです。米俵を重ねた姿に似ていることから名前がつけられました。中腹には展望台があります。また、白糸の滝と呼ばれる場所もあります。高さ20mからの落水は見応えがあります。

秋の見どころとして、俵山コスモス園があり、約50万本のコスモスが秋の風に揺れます。この場所は年間を通して、マリーゴールドやサルビアなど様々な花を楽しめます。

阿蘇にしはらウィンドファームは、新エネルギーの学習施設として、地元の小中学生や観光客が多く訪れる場所です。高い位置にあるため、天気がよければ、有明海や島原まで望むことできます。

 

●西原村の特産品

西原村の特産品として一番最初に挙げられるのは「シルクスイート」と呼ばれるさつまいもです。甘くて滑らかな舌ざわりが人気で地元のお店で売られています。

シルクスイートの加工品として、干し芋も作られています。特有の甘さが際立ち、食感はねっとり、しかし歯切れがよいと好評です。

他の農作物としてはいちご、トマト、メロンなどが獲れます。

 

●西原村の名前の由来

西原の名前が登場したのは昭和35年と比較的新しい地名です。元々は山西村と河原村の2つの村でしたが、昭和35年に合併し、それぞれの村名から1つずつ漢字をとって、西原村となりました。

熊本県西原村のふるさと納税返礼品

西原村ではシルクスイートの他に落花生も栽培しています。その落花生を贅沢に使い、手作りしたお菓子が地元ブランドの国産落花生とうふです。着色料や保存料を一切使わず、九州産のくず粉でもちもち感を出しています。

他の西原村のふるさと納税返礼品としては、西原村にある阿蘇ミルク牧場で作られたチーズやバター、生クリームなどが詰め合わせになった、阿蘇ミルク牧場オリジナル乳製品セット、熊本県産の黒毛和牛、馬刺し、ウインナーなどがあります。

熊本県高森町ってどんなとこ?

●高森町の場所

熊本県高森町(たかもりまち)は、阿蘇の南部に位置しています。阿蘇の雄大な景観を作り上げている世界一のカルデラとその周辺の山々によって、南阿蘇の中でも特に奥座敷といわれています。静かで自然の安らぎが溢れる地域で、人口は約6,000人の町です。

 

 

●高森町の観光名所

熊本県高森町は、他の地域では体験できないほど、雄大な自然の宝庫です。露天風呂月廻り温泉ではやサウナなどがあり、露天風呂では、山々の緑が広がる景色が楽しめます。

キャンプ場も充実しています。草原に広がるキャンプ場は標高が750mで、夏の平均気温が25度で避暑地としても利用でき、初めての人でも安心して行える乗馬体験やヤマメ・イワナ・ニジマスなどを自然の渓流で釣ることもできます。

春には桜の名所である高森峠千本桜がオススメです。また、トロッコ列車も通っています。特殊客車は窓を開ける事が可能で、南阿蘇高原の爽やかな風を感じることができます。

 

 

●高森町の特産品

高森町の特産品は、阿蘇根子岳(あそねこだけ)の伏流水と太陽をいっぱいに浴びた高原で育った、鶏の有機卵や明治に創業されたみそ醤油、地元野菜の漬物などがあげられます。昔懐かしい小麦粉生地の蒸し饅頭や素朴なかりんとうなども作られています。

熊本県高森町のふるさと納税返礼品

熊本県高森町のふるさと納税返礼品には、安心安全の飲料や健康食品がみられます。九州の大自然の中で科学合成農薬や化学肥料を一切使用せずに栽培された、大麦若葉が原料の青汁が有名です。

熊本の湧き水のみで育てた、国産高級すっぽんを丸ごと粉末化したすっぽん黒酢や、肝油鮫珠(さめだま)などが用意されています。

熊本県南阿蘇村ってどんなとこ?

●南阿蘇村の場所

南阿蘇村(みなみあそむら)は日本名水百選に認定されている白川水源などがあり、自然環境に恵まれています。人口は約11,000人(2016年時点)です。

 

●南阿蘇村の観光名所

熊本県南阿蘇村に来たら雄大な自然を感じるのがよいでしょう。未だに活発な噴火活動を続けている中岳の火口、阿蘇中岳火口があります。山頂まではロープウェイで行くことができます。

日本名水百選に認定されている白川水源も見学できます。透明度が高く飲み水として利用されており、九州各県から水を汲みに来る人も多くいます。

南阿蘇鉄道のトロッコ列車で、窓のない客車から見える景色は雄大な阿蘇の自然です。風を肌で感じながら四季折々の風景を楽しむことができます。

 

●南阿蘇村の特産品

南阿蘇村の特産品には、白川水源の美味しい湧水を使った特産品がたくさんあります。そのまま水として飲めるミネラルウォーターや名水焼酎白水、白川水源の湧水でネルドリップ(紙ではなく布フィルターで抽出を行うコーヒーのドリップ方法で、滑らかな口当たりが特徴。)した珈琲牛乳、醤油、名水まんじゅう、はくすい米などです。

阿蘇の雄大な自然の中で育った小国杉が材料の、壁掛け飾り用板などもおすすめの特産品です。

熊本県南阿蘇村のふるさと納税返礼品

南阿蘇村の特産品には、水を使った商品やお肉などが多く見られます。白水水源の湧水で育てたはくすい米、焼酎、珈琲牛乳、水素水、ミネラルウォーター、お肉は阿蘇の赤牛サーロインステーキやミンチ、バラ肉、加工されたハンバーグなどが用意されています。

また、南阿蘇産のそばを自社工場で製粉した粗挽きそばや、その詰め合わせなどを選ぶこともできます。

熊本県湯前町ってどんなとこ?


●湯前町の場所

湯前町(ゆのまえまち)は、熊本県の南部になる球磨盆地に位置しています。町の東側には九州山地があり、田園の中をローカル線の電車が数両編成で走っているのどかな町です。ユニークな観光スポットもあり、ゆっくりと時間を過ごすのに適した場所です。人口は約4000人(2017年)です。

 

●湯前町の観光名所

湯前町にはパワースポットといわれている場所が3つあります。

1つ目は龍神ハナグリ石神社です。ご祭神は龍神の化身といわれる7つの穴を持つ巨石です。龍神は家運降盛、商売繁盛、金運、進学就職、縁結び、病気全快など、あらゆる願い事の神様として有名です。

2つ目の潮神社・塞神社は、通称おっぱい神社と呼ばれており、子宝や子育てにご利益があるといわれています。産前産後に乳房をかたどったものを奉納するとご利益があるといわれています。

3つ目の里宮神社は、縁結びの神様です。町の丘陵地、湯前城跡にあり、毎年春と秋の2回、どっこい祭りが開かれます。境内からは緑に囲まれた湯前町を一望することができます。

湯前町のシンボルとして知られていた親子水車は、地元の人から愛される場所です。かつて世界一の大きさだったこともあり、見ごたえがあります。

伝統工芸である鍛冶屋がたくさんあった場所を鍛冶屋町通りと呼んでいます。鎌倉時代から江戸時代まで相良氏(さがらし)の城下町で刃物が作られていました。今も風情のある石畳と味噌や醤油蔵など、昔ながらの町並みが軒を連ねています。

また、レジャー施設として楽しめるのが、蓑谷ため池(みのだにためいけ)です。堤防で流れをせき止めた人口のため池ですが、水辺は自然の状態のままです。カヌーや水遊びなどで賑わっています。

 

●湯前町の特産品

湯前町特産品の果物では、いちごやぶどうなどがあげられます。お米が美味しいことから米菓子も多く作られています。

湯前町には江戸時代中期から営まれている酒造があり、現在蔵を守るのは14代目です。伝統の技と革新的技術を融合させ、今も確固たるブランドを築いています。

伝統工芸品に指定されているのが上米良(かんめら)鍛冶屋です。創業88年で現在は主に山林刃物や道具、農具、家庭刃物、園芸刃物などを製作しています。

 

●湯前町の名前の由来

湯前という地名の由来は諸説ありますが、その町が存在する位置に由来しています。一説には、水が豊富に涌き出る位置から南の方向に町があったためといわれています。また信仰の山であった市房神社が鎮座する湯山の平地に位置することから、湯前と名付けられたともいわれています。

熊本県湯前町のふるさと納税返礼品

熊本県湯前町のふるさと納税返礼品には、米、焼酎、地元の野菜を使った無添加のお漬物セットなどがあります。

昔から鍛冶屋が多い地域で、包丁も特産品として見られます。そして、湯前町でゆったりと過ごせる宿泊券や観光列車のツアーなどもあります。

熊本県山江村ってどんなとこ?


●山江村の場所

熊本県山江村(やまえむら)は、熊本県の南部にある村で、田園と山々に囲まれた人口約3,600人の農山村です。村には山田川と万江川の2本の川が流れています。万江川はヤマメやアユが生息していている綺麗な川で、蛍を見ることもできます。人吉球磨地域は鎌倉時代から明治維新までの700年もの間、相良氏(さがらし)が治めており、その物語が日本遺産に認定されています。

 

 

●山江村の観光名所

山江村の観光名所では、自然を満喫できる場所が多いのが特徴です。万江川(まえがわ)では家族や友人同士でラフティング(カヌーなどの船を使用し川下りをするレジャースポーツ)を楽しむことができ、万江川渓谷はヤマメの宝庫で、秋には周りの山々の紅葉の景観に癒されます。丸岡公園は山江村を象徴する公園で、春には300本の桜と5万本のつつじが咲き誇り、町を一望できる観光スポットです。

山江村の歴史を知るには、山江村歴史民俗資料館がオススメです。展示室には九州自動車道に伴う発掘調査で出てきた出土品やこれまでの遺跡などの様子が展示されています。

また山江村のパワースポットといわれている神社は淡島神社です。神社には小さな鳥居がいくつもあり、くぐると安産成就や腰から下の病に効くご利益があるといわれることから人気があります。

 

 

●山江村の特産品

山江村の特産品の栗は大粒で糖度が高く、かつては昭和天皇にも献上されたというブランド栗です。その加工品の栗饅頭は村民はもちろん、他県からも買いにくるほど人気があります。

山江村の田んぼや畑では米、野菜、果樹、茶などたくさんの農産物が作られています。大正時代から取り組まれているきゅうりの品種改良や促成栽培、独特の香りがあり栄養価の高いトマトなどは生産量が全国一位です。

綺麗な湧水がないと育たなない沢ワサビや本ワサビにとっても山江村の山間部は最適の環境です。また、黒毛和牛の飼育も盛んです。

熊本県山江村のふるさと納税返礼品

自然が豊かで水が綺麗なことを生かした特産品が熊本県山江村のふるさと納税返礼品として多く見られます。山江村で育った米、焼酎、大粒のやまえ栗で作った栗まんじゅうなどがあります。

熊本県のふるさと納税返礼品についてのまとめ

  • 熊本県西原村、高森町、南阿蘇村、湯前町、山江村は今でも自然が残るのどかな町です。
  • 綺麗な水で作られたお米や焼酎などが特産品として名を連ねています。熊本市しか行ったことないという人も雄大な自然の中でゆったりのんびりと過ごすことができる町や村に訪れたくなったのではないでしょうか。
  • 熊本県西原村、高森町、南阿蘇村、湯前町、山江村にご興味を持たれた方はふるさと納税をしていただければと思います。