ふるさと納税について気になりつつも、まだよくわかっていない人も多いでしょう。ふるさと納税とは地域の支援もできて、その街の特産物などの返礼品をもらえる制度です。この記事では復興支援も兼ねたいという人のために熊本県のふるさと納税を解説します。

ふるさと納税とは何か

総務省が導入を決めたふるさと納税。納税という名前ですが、実際は寄付のようなものです。集めた資金で地方を活性化させるもので、ふるさと納税の特徴は主に3つあります。

ふるさと納税の特徴、寄付先は自由に決められる
「ふるさと」と名前がついてはいるものの、自分の本当のふるさと以外にもふるさと納税をすることができます。寄付する人が好きな自治体を選択し、寄付することができます。

ふるさと納税の特徴、住んでいない地域に貢献できる
寄付先は募集している地域ならどこでも選択できるので、自分のふるさとはもちろん、自分が住んだことのない地域に納税することも可能です。応援したい自治体やゆかりのある自治体を選ぶと間接的に支援できるという仕組みです。

ふるさと納税の特徴、自治体が全国にアピールできる
自治体にもメリットがあります。ふるさと納税を行うことによって、全国に名前を覚えてもらうことができるだけでなく、地域の特産品のPRもでき、観光誘致にも活用できます。地方の経済が活性化する可能性を秘めています。

わかりやすい!ふるさと納税とはなにか、仕組みやメリットについての解説

熊本県天草市ってどんなとこ?

●天草市の場所


熊本県天草市(あまくさし)は熊本県の南西部に位置しています。周囲は東シナ海、有明海、八代海と3つの海に囲まれた場所です。周辺には120余の大小様々な島があり、美しく青い海を年中楽しむことができます。

歴史的には南蛮文化やキリシタン、天草四郎などで有名な地域です。また、日本最大級の肉食恐竜の化石が発見された恐竜の島もあり、観光も様々な角度から楽しめます。人口は約8万人(20017年時点)です。

●天草市の観光名所

国に重要文化材に指定されている祇園橋(ぎおんばし)があります。石造りの橋では国内最大級で珍しい多脚式ということで重要文化材に認定されました。

宗教的にキリシタンと仏教が混在していた街であるため、教会やお寺、神社が多く見られます。江戸時代から文化として焼き物も盛んだったため、現在でも窯元(かまもと)がたくさん残っています。

天草といえば、歴史で習った天草四郎を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。キリシタン文化を知りたい人には、天草キリシタン館や殉教戦千人塚(じゅんきょうせんせんにんづか)、キリシタン墓地などがおすすめです。

天草は山も海もある島です。体験型観光も人気があります。海水浴、釣り、ダイビングなどのマリンスポーツからトレッキングまで遊べる島です。

●天草市の特産品

東シナ海、有明海、八代海と3つの海に囲まれた天草市は海の幸が豊富です。ウニや鯛、タコ、伊勢海老など高級海鮮食材が豊富に獲れ、特産品として地元の旅館や飲食店で味わうことができます。車エビや真珠などの養殖も盛んです。

温暖な気候と山を利用して、みかんやポンカンなどの柑橘類もよくとれます。

全国の8割近い生産量を誇るのが陶石で、今でも数多くの個性豊かな窯元が点在しています。

●天草市の名前の由来

天草市の名前の諸説は以下の通りです。

  • 古事記に出てくる「天両屋(アマノフタヤ)」が天草の島のことをさしており、のちに天草と変わった。
  • 天草の天は海士(あま)、草は民草という意味からきている。
  • 島に牧馬が多いため、「うまくさ」が「あまくさ」に転化した。

熊本県天草市のふるさと納税返礼品

熊本県天草市は海の幸が豊富です。熊本県天草市のふるさと納税返礼品では真鯛のお刺身セットや車エビ、ブリまるごと一尾、干物、うにからすみなどが見られます。

果物も多く見られ、パール柑、みかん、デコポン、ポンカンなどの柑橘類などが取り揃えてあります。
食べ物以外では、天草陶石を原料にした磁気の器や養殖の真珠のアクセサリーを選ぶことができます。

熊本県玉東町ってどんなとこ?

●玉東町の場所

熊本県玉東町(ぎょくとうまち)は熊本県の北部に位置し、東に熊本市、西に玉名市と大きな市に挟また人口約5000人の小さな町です。

しかし、町の中心部にJR鹿児島本線の駅があり、国道も通っています。通勤や通学に便利で、緑が多く、のどかな町であるため、住みやすいと移住する人も増えてきています。

●玉東町の観光名所

熊本名水百選の1つである「年の神水源」は地元の人々からも親しまれている水源です。現在は公園として整備されており、年の神水神さまが神社に祭られています。神社のよこにある杉の大木は樹齢300年以上と推定され、見所の一つです。

玉東町には、歴史を感じられる場所がいくつかあります。西原製鉄所跡は平安時代に使われていた古代の製鉄所の跡地です。現在も炉跡が残っており、大変珍しい遺跡です。吉次公園は西南の役で最も激戦が繰り広げられた場所の一つです。周辺には桜が植えられ、観光客に人気があります。

玉東町は自然が豊かで北端にある木葉山は標高286mの石灰の山です。石灰石採掘のために山が削られ、白い地肌がむき出しになっているのが特徴です。4つの登山ルートがあり、登山やハイキングを楽しむことができます。

●玉東町の特産品

熊本県玉東町は自然が豊かで気候が温暖であるため、みかん、梨、柿、キウイなど多くの果物が栽培されています

その中でも玉東町が日本一の栽培面積と生産量を誇っているのが「ハニーローザ」と呼ばれるスモモの一種です。とても高評価で、糖度が高く、酸味は少なく、果肉は柔らか、といわれています。旬の時期は6月中〜下旬で、生果を食することができます。その他の時期は加工してアイスクリームを楽しむこともできます。

工芸品では木葉猿(このはざる)、もっこす猿が有名です。猿の土焼き物が夫婦円満、子孫繁栄、悪病災難避けの縁起物として古くから作られており、それを元に現代では縁起物や郷土玩具木葉猿として広く愛されています。

熊本県玉東町のふるさと納税返礼品

果物の栽培が盛んな熊本県玉東町のふるさと納税返礼品はみかんやマンゴー、晩柑などです。果物は季節によって旬が異なるため、そのときどきの旬の果物が返礼品となります。

熊本県長洲町ってどんなとこ?

●長洲町の場所

熊本県長洲町(ながすまち)は熊本県の北西部に位置しています。元々は有明海に突き出した細長い洲になっており、漁業者の目標地として栄えてきました。

そのため、海上交通は便利です。豊かな自然と工業地帯が共存する町として、また日本有数の金魚の産地として有名です。人口は約16,000人(2017年時点)です。

●長洲町の観光名所

日本有数の金魚の産地として有名な土地だけあって、観光スポットにも金魚の館があります。館内には様々な種類の金魚の展示室があり、ワークショップなども行われています。

自然の中でゆっくりしたいときには、古城公園を訪れるのがよいでしょう。広くて綺麗に整備された公園で、史跡もあります。春には桜を楽しむこともできます。

●長洲町の特産品

有明海に面しているため、あさや海苔の養殖が盛んです。また、恵まれた気候と自然を生かして米作りも盛んです。米のほかに麦や大豆、梨、ミニトマトなども生産されています。

お土産品で地元の人に人気なのが、金魚もなかです。金魚の形をした手のひらサイズの最中で小豆のつぶあんと手亡豆の白あんの2種類があります。あんには寒天が入っており、滑らかな食感が人気です。

平成15年に国の伝統工芸品に指定された小代焼という焼き物があります。古くから細かい手作業の技術、技法が生む模様が特徴です。

熊本県長洲町のふるさと納税返礼品

たまたまですが、お酒のお供に丁度よいものが多いですね。熊本県長洲町のふるさと納税返礼品には、塩辛セットや有明産の海苔、海の幸セットなどがあります。また熊本ならではの馬刺しをはじめ、黒毛和牛の赤身ステーキなどもあります。

熊本県大津町ってどんなとこ?

●大津町の場所

熊本県大津町(おおづまち)は熊本市と阿蘇山の中間に位置しています。広大な森林や田畑も多く、自然が豊かな町である一方、産業都市としても発展しています。

主要道路やJRなどの公共交通機関があり、熊本ICや阿蘇くまもと空港からも近い地域です。空港に近い地域のため、ホテルや飲食店も発展し、熊本の玄関口としての役割も果たしています。現在の人口は約34,000人です。

●大津町の観光名所

山を楽しむなら国指定天然記念物でもある北向谷原始林でしょう。シイ・カシ・タブなどの常緑広葉樹を中心にうっそうと生い茂った原生林があります。低地にこのような自然が残っているところは全国的に見ても稀で、四季折々違った景色を楽しむことができます。

水を楽しむなら岩戸渓谷が人気があります。滝や神社があります。しかし、現在は熊本地震の影響で登山道が閉鎖されています。大津町には公園もたくさんあり、春には桜並木になるところもあり、毎年4月には昭和園でつづじ祭りが行われます。

観光で初めて大津町を訪れた方は大津の道の駅に寄られるのもよいでしょう。工芸品や特産物などが揃っています。

●大津町の特産品

大津町を代表する特産物はからいもです。熊本県内でも収穫量、作付面積ともに一位です。また、4月末〜5月初めには大津町の茶畑で茶葉が摘まれます。旨味が濃く、香りがしっかりと感じられる緑茶も特産物の一つです。

江戸時代から現在まで地元の人々に愛されているお菓子には、阿蘇の白雪というものがあります。地元、大津町のお米で作られた粉の中に国産のあずき(こしあん)を入れた和菓子です。

●大津町の名前の由来

はっきりとした由来はわかりませんが、戦国時代に書かれた書物に合志氏(こうしし)一族が城主になるときに「大水(おおづ)」を改め「大津」の地名を使用していることから、既に大津という地名があったと考えられます。

熊本県大津町のふるさと納税返礼品

大津町で創業40年以上の瀬川製茶の茶畑から摘んだ緑茶もふるさと納税返礼品として人気があります。一番茶100%の緑茶茶葉セットや水出し用の緑茶ティーバックも用意されています。

特産品でもご紹介しました大津町を誇る和菓子、阿蘇の白雪は1つ1つ職人の手作りをしているため、毎日限られた数しか作ることができない貴重なお菓子です。

熊本では昔から唐辛子を各家の庭先で作っていました。熊本城を建築したことでも有名な加藤清正も唐辛子の効用をよく知っていて利用していたほどです。

特に、大津町は唐辛子の里とも呼ばれ、キムチを作るようになりました。地元の唐辛子を使ったキムチもふるさと納税返礼品として選ぶことができ、人気の高い詰め合わせも用意されています。

その他、馬刺や地鶏、豚肉などお肉類の返礼品も多く見られます。

ふるさと納税を利用し熊本県の実態を利用しよう

  • 熊本県天草市、玉東町、長洲町、大津町はどこも自然が豊かな地域です。
  • 観光では山や海など自然を大いに堪能できます。
  • また歴史を知ることのできる史跡も多く残されています。
  • 食べ物では海鮮や果物、お茶などを楽しむことができます。熊本地震の復興支援を考えている人もいることでしょう。
  • 熊本県天草市、玉東町、長洲町、大津町にご興味をお持ちの方は、ふるさと納税をしていただければと思います。