ふるさと納税では、人気のある九州地方。そんな九州で中心的な福岡県ですが、小さな自治体も多くあります。福岡県にふるさと納税を考えている方やふるさと納税をどこにするか迷っている方に、オススメの自治体を解説いたします。

これまでの福岡県の自治体の紹介は以下の通りです。
久留米市・飯塚市・中間市・筑紫野市・春日市・福岡県のふるさと納税返礼品を解説 
太宰府市・古賀市・朝倉市・糸島市・那珂川町 福岡県のふるさと納税返礼品を解説②
志免町・須恵町・久山町・筑前町・大刀洗町・香春町 福岡県のふるさと納税返礼品を解説③ 

ふるさと納税とは何か簡単な概要

ふるさと納税とは、お世話になった自治体や応援したい自治体に寄付ができる制度です。

収入や家族構成などで決まる限度額内で、寄付金額から原則自己負担2,000円で所得税・住民税から控除されるうえ、寄付のお礼の品(返礼品)を送ってくれる自治体もあります。

集まった寄付金は、自治体の観光促進や自然保護や文化財の保護、子育て支援といったまちづくりなどに活用されます。また、災害時の被災地支援に特化して役立てられる場合にあります。
わかりやすい!ふるさと納税とはなにか、仕組みやメリットについての解説

福岡県添田町(そえだまち)ってどんなとこ?

添田町
筑豊地区(ちくほうちく)に含まれ、福岡県の中央部に位置する添田町(そえだまち)は、人口10,000人弱の町です。

筑紫山地(つくしさんち)の山々に囲まれて、大分県と隣接する町のほとんどは山間部です。九州の町ですが、冬場は山間部付近で、氷点下の最低気温になることがあります。

かつては筑豊炭田の炭鉱があり栄えた地域に入る添田町は、1960年代には人口が25000人ほどに達したこともありました。今では人口は半減しましたが、豊かな自然を活用した農業を展開しています。

町の北部には、日本三大修験道の霊場として多くの人の信仰を集める、九州最高峰の英彦山があります。登山の途中には、九州でよくみられる磨崖仏(読み:まがいぶつ 概要:自然の壁に彫り込まれた仏像)が拝めます。

また、氷点下になる冬の晴天日には、英彦山中腹で見事な霧氷がみられるのは、福岡では珍しい光景です。英彦山への登山ルートのひとつ、深倉峡も観光客が訪れます。男魂岩と女岩を結ぶ、太くて長いしめ縄が張られている渓谷です。

福岡県添田町のふるさと納税返礼品

添田町の特産が数多く揃う返礼品は、特別栽培米の夢つくしの「中元寺米」のセットがおすすめです。
いくつかのアイテムが返礼品になっている「高取焼」は、江戸時代から続く歴史ある焼き物で、遠州七窯のひとつに数えられます。昔ながらの登り窯で薪により焼成された「高取焼」は、美しい色や模様が特徴です。

また、町内にある大正元年創業の酒蔵がつくる、米の栽培が盛んな地元のものを使い、きれいな水を活かした純米酒も返礼品です。ゆずの栽培も盛んで、ゆずを使ったサイダーやドレッシングも揃います。英彦山周辺のホテルの宿泊券も魅力です。

寄付金額10,000円から、添田町を感じられる返礼品を受け取ることができます。

福岡県糸田町ってどんなとこ?


糸田町も、福岡県の中央部に位置する町で筑豊を構成する自治体です。

人口9,000人ほどの町は、県内で2番目に小さな町です。昔は炭鉱があり、石炭産業が町の経済を担っていました。時代の変化で、炭鉱は全て閉鎖しましたが、町では農業を中心に経済をたてています。

今ではバラ・洋ラン・イチゴ・ミニトマトなどの園芸作物の栽培が盛んになっています。特産物として生産されている、木工芸品も糸田町ならではです。

町の祭り「糸田祇園山笠」は、観光客にも人気です。最大高さ9m・重さ2トンもの山笠が武者人形などで豪華に飾り付けされ、圧巻のお祭りです。

また、「道の駅いとだ」は「おじゅごんち市場からすお」を併設し、地元産のフレッシュな農産物、海産物、農産物加工品などが購入できる観光スポットでもあります。フードコートで、地元の味を試すこともできます。

福岡県糸田町のふるさと納税返礼品

糸田町の珍しい返礼品は、「チロルチョコ」です。

昭和37年に田川市でチロルチョコが誕生しました。寄付金額10,000円でバラエティ豊かな「チロルチョコ」が段ボールに270個も入った返礼品は、見た目にもインパクトがあります。

古くから稲作が盛んな糸田町の町名の由来は、“いと良き田”からきているともいわれています。そんな土地で育ったおいしいお米「いとだ泌泉米」もおすすめです。

園芸も盛んなので、美しい胡蝶蘭の切り花や鉢植えも、返礼品に揃っています。木工製品のこども用の三輪車や木馬、いすはプレゼントにもよいでしょう。

糸田町のご紹介
今回、ご紹介した返礼品について詳しく知りたい方は下記を参考ください。

チロルチョコ 270個入
いとだ泌泉米
胡蝶蘭切り花
子ども用乗用タイプ三輪車
子ども用木製いす
木馬

福岡県川崎町ってどんなとこ?


人口16,000人ほどの川崎町も、筑豊を構成する自治体のひとつで福岡県の中央部に位置します。

南に霊峰英彦山(れいほうひこさん)、北に福智山、町の中央を中元寺川が流れる自然豊かな土地です。田園風景が広がり、農業も盛んですが、炭鉱跡地を工業団地として再利用することで再生を図る計画も実行しています。

川崎町には、国指定名勝庭園の「藤江氏魚楽園」があります。庭園は、室町時代の画聖、雪舟(せっしゅう)が築庭した美しいところです。自然と歴史が調和する川崎町で、天然の山を利用して、中国で学んだ山水の技術を生かした庭が印象的です。

テレビ番組でも取り上げられた町の山間部にあるラピュタファームは、地元の方にも観光客にも大人気のスポットです。自然や農業の楽しさを体験できる施設で、特に自家菜園の野菜を使ったカフェレストランでの農園バイキングが人気です。また、パン工房、梨・巨峰狩りなどもでき、農園ライフを満喫できます。

福岡県川崎町のふるさと納税返礼品

寄付金額5,000円からの返礼品も揃う川崎町では、地元の人に愛されて40年の「とり幸」から揚げ用味付け鶏肉1.1kgが人気です。

寄付金額10,000円からの返礼品にも人気の品があり、地元焼肉店で大人気の塩然タンステーキが塩、ごま油、ペッパー、にんにく3つの味つけで約150g~190gx3パックのセットもおすすめです。

また、無添加本格生みそ3種詰め合わせ(米、合わせ、麦)は、国産の材料を中心に地元で愛される名店が作る名品で、こちらも人気の返礼品です。

注目したい川崎町の返礼品は、炭鉱で栄えた時代に労働者を支えた貴重なタンパク源、ホルモン鍋のセットです。ソウルフード「田川ホルモン鍋」は、ホルモンと野菜を入れてタレと一緒にグツグツ煮込んだ一品で。博多のホルモン鍋とは一味違います。

福岡県赤村ってどんなとこ?


福岡県の東部に位置する村で、筑豊地区のひとつになる赤村です。

北九州市から真南へ30kmほどの距離にあります。福岡県内で2つしかない村のひとつで、色の赤、一文字の珍しい村名です。人口は3,000人ほどで、村にはコンビニはなく、信号機は2つだけののどかなところです。昔の原風景そのままに、村らしい緑豊かな山々に囲まれています。

かつて炭鉱で栄えた時代には、赤村には炭鉱はありませんでした。しかし、石炭の積み出しを担った鉄道が通っていたので、今ではそれらの重要な歴史的建造物を数多く残しています。

九州最古の鉄道トンネルといわれる「第二石坂トンネル」があり、煉瓦と石で造られた三連アーチ橋の「内田三連橋梁」は、国の登録有形文化財に登録されています。

福岡県赤村のふるさと納税返礼品

寄付金額8,000円から返礼品を用意する赤村では、自然農法にこだわったお米のセットがおすすめです。

福岡県のみでしか生産されていない品種「夢つくし」は、全国的に入手しやすいお米ではないので、ふるさと納税で試すのがよいでしょう。赤村では他に、「ヒノヒカリ」という品種のお米も揃っています。また、お米と地元新鮮野菜のセットも人気です。

地元ブランドのメロンやあまおう(イチゴ)は、空気も水もきれいな土地ならではの美味しさです。また、100%赤村産のはちみつもおすすめです。

数は少ないですが、土地のよさを活かした厳選された返礼品が揃う赤村をチェックしてみてください。

福岡県苅田町(かんだまち)ってどんなとこ?


人口は35,000人強ほどの苅田町(かんだまち)は、福岡県北東部の周防灘(すおうなだ)に面した町で、海の埋立地に多くの工場が立地し、工業地帯を作っています。

日産自動車九州など多くの工場が立地するため、町の財政力が非常に強いところです。工場は、自動車をはじめ、セメント・電力等の分野が多くあります。

町の西には、カルスト台地で知られる平尾台があります。平尾台には鍾乳洞や貴重な草花が咲く、広谷湿原などの自然が残っています。石塚山古墳は、邪馬台国伝説にまつわる鏡を出土しました。町内には、ほかにも貴重な古墳や遺跡がいくつかあります。

町内で一番大きい公園、向山公園は、地元の人にも観光客にも人気のスポットで、花壇、アスレチックなどの遊戯施設が充実しています。また、丘陵地帯にあり、夜には公園から最近人気の工場夜景を楽しめます。

観光客には、日産自動車九州の工場見学も人気です。自然を楽しみたい人は、青龍窟(せいりゅうくつ)がよいでしょう。カルスト台地平尾台にある無数の洞窟の中で、最大も大きな鍾乳洞です。

福岡県苅田町のふるさと納税返礼品

寄付金額10,000円で、九州産豚肉切り落とし3kgのセットが返礼品にある苅田町です。

もも肉とウデ肉のミックスで、500g×6袋の小分けになって届くのが便利です。ほかに九州産黒毛和牛のステーキやすき焼き用のお肉のセットも魅力的です。地元酒屋が入手困難な中仕入れた日本酒「獺祭」が、いくつかのセットで揃っているのも注目です。

他では見られない返礼品として、寄付金額10,000円での消防士体験(1名分)があります。苅田町消防本部での消防の体験で、放水体験、消防車体験、救急車体験、救助工作車体験など2時間30分程度の充実したプログラムです。

福岡県上毛町ってどんなとこ?


人口7,000人強の上毛町(こうげまち)は、福岡県東部に位置する町です。

北部には平野が広がり、南部は山地です。明治時代に、町を流れる山国川を境に福岡県と大分県に分割された町は、文化的には大分県中津市に強く影響されえています。町には川が多く、点在する棚田がのどかな上毛町の田園風景をつくっています。

町にある「ほたるの里」では、繁殖期にはたくさんのホタルが集まり、「ホタル合戦(火柱のように見える)」を繰り広げるほどの豊かな自然を観察できます。西友枝地区と東上地区にまたがるホタルの里のシーズンは、毎年5月下旬から6月中旬あたりがピークです。

道の駅しんよしとみは、国指定の「大ノ瀬官衛遺跡(おおのせかんがいせき)」が一体化した、珍しい道の駅です。焼き物も盛んな上毛町なので、交流工芸館も併設されています。

福岡県上毛町(こうげまち)のふるさと納税返礼品

各ポータルサイトでの人気ランキングTOP入りを果たしている返礼品が、上毛町の返礼品の一品です。寄付金額10,000円で、特盛り九州産豚切落しが4kgも送られてきます。

手のひらサイズにスライスされた豚肉が、500g×8パックに小分けにされており、豚のロールステーキや肉巻き、ミルフィーユトンカツなど、料理に使いやすい大きな切り落としです。また、A4以上の九州産黒毛和牛切落し1kgの返礼品も人気です。

豊後牛の切落しで、250g×4パックで届きます。ほどよい脂が入った赤身のお肉は、使い方もいろいろあります。上毛町の人気のお肉のセットは、牛豚鶏がいろいろ揃い、還元率が高いためおすすめです。

ほかには、上毛町のそれぞれの農家さんが栽培した「夢つくし」を農家さんの名前を冠して返礼品にしているのも魅力です。米どころで美味しい水もあり、麦や米の焼酎も揃っています。

福島県のふるさと納税返礼品紹介④おわりに

  • ふるさと納税が注目される理由には、自己負担は実質2,000円で税金還付・控除があること、好きな地域を選べること、寄付の用途も選べること、複数地域に寄付ができること、そして返礼品の楽しみがあることです。
  • ふるさと納税は手続きや仕組みが簡略化され、便利になりました。確定申告の必要がない、給与所得のみの人は、「ワンストップ特例制度」が使えます。
  • 仕組みを理解するにも、ふるさと納税先を探すにしても、ポータルサイトを使うのが便利です。おすすめは、「さとふる」です。是非一度、九州の返礼品や説明を見てください。