人の役に立って感謝される仕事がしたい、専門分野で活躍したい、自分で独立・開業したい、と思っている人に人気なのが「行政書士」です。

しかし、実際に勉強した人でないと、行政書士の試験や仕事、就職、独立などについてわかりませんよね。

この記事では以下のような点について解説いたします。

  • 行政書士の仕事とは
  • 行政書士の試験や就職
  • 行政書士の給料

行政書士に興味を持っている人は参考にしてみてください。

行政書士ってどんな仕事?

行政書士とは、国や役所に提出しなければならない個人で作成するには難しい書類を個人や企業に代わって作成し、提出することを主に仕事としています。

ここで注意すべきことは似たような仕事である弁護士とは何が違うのか、ということです。弁護士は依頼人から相談を受け、それを解決する業務を含んでいます。裁判のときに依頼人の弁護もします。

しかし、行政書士は依頼人からの相談を受けられるのは「書類提出や代理」のみで、弁護したり、アドバイスしたりすることはできません。

行政書士の仕事例

  • 外国人が日本で仕事をする際に必要なビザ(国際業務)の申請をする。
  • 建設業や旅行業、などの許可申請
  • 飲食店、理髪店などの許可申請
  • 会計記帳、決算・財務諸表の作成
  • 権利義務や事実証明に関する書類の作成

行政書士の魅力

弁護士の方が幅広く業務に携われたり、裁判で弁護できたり、と華やかな印象があります。

一方、書類の作成業務が中心となる行政書士ですが、魅力はどんなところにあるのでしょうか。

特定の専門分野においてはエキスパート

行政書士は書類を作成するといっても2〜3つの専門分野に特化して仕事をしています。ある行政書士はビザと相続専門、ある行政書士は建設許可と飲食店開業申請の専門といった感じです。

どの行政書士も最初は様々な分野の仕事を行いますが、5〜10年くらい経つと自分の得意分野がわかり、いくつかの分野を専門に取り扱うようになります。

このように、幅広く仕事もできるけれども、その中で特にこれとこれが強い!といった特定の分野でエキスパートになれることが行政書士の魅力です。

仕事内容が世の中と密接に関わっている

将来的には「相続」、「外国人関連」、「産業廃棄物」などが有望な分野となりそうです。

今でも、自動車登録や土地活用、内容証明、法人関連の手続き、電子申請、運輸関連など「提出書類があるところに行政書士あり」というくらい多くの分野に分かれています。

その中で、これからの時代、どの分野が特に需要があるかを見極めることで、ビジネスチャンスも広がります。

有能な行政書士はこういったように、将来を見据え、ビジネスを拡大していくことができるのです。

行政書士の試験

行政書士試験の難易度

行政書士の合格率はおおよそ6〜9%です。

合格率が10%を超えた年もありますが、ほとんどはそれ以下なので、難易度は高いと言えるでしょう。

しかし、受験者数によって合格ラインの位置が決まる、という定員制の仕組みではなく、試験センターが公表している合格基準(60%)を越えれば誰でも合格になるようにできています。

そして、合格率に変動が生じるのは、毎年の試験の難易度が異なるためです。今年受験したら不合格だったけれど、同じ勉強量で来年の試験は受かる可能性もあるのです。

参考:フォーサイト 行政書士の合格率・難易度は?

受験者や合格率

過去3年間の行政書士の合格者数(受験者数)

  • 平成28年度 4,084人(41,053人)
  • 平成27年度 5,820人(44,366人)
  • 平成26年度 4,043人(48,869人)

この結果からもわかるように、合格率は低く、平成28年度は9.9%でした。平成28年度の受験者を男女別に見てみると、男性は30,232人、女性は10,812人と男性の方が圧倒的に多いことがわかります。

参考:一般財団法人 行政書士試験研究センター
     

行政書士の資格を取るための勉強方法

行政書士の資格を取るための勉強法は大きく分けて3つあります。

スクールに通う、通信教育、そして独学です。独学でもきちんと合格している人はいるでしょう。

しかし、難易度からみると、独学で簡単に受かる試験ではありません。

独学で合格するのが難しい理由

独学で合格が難しい理由はいくつかあります。

  • 市販のテキストの情報量が多く、試験に出やすいポイントを絞って勉強するのが難しい
  • 普段の生活の中で誘惑が多く、勉強時間を確保しにくい
  • 周りに一緒に頑張る人がいないため、孤独で挫折しやすい
  • 不明な点を解決するのに時間がかかる

独学で合格したい場合のポイント

独学で合格したい場合のポイントは以下の通りとなります。

  • 参考書選びをしっかり行う(過去問や判例集だけでなく、法律関係の参考書も選びます。)
  • 計画をきちんと立てる
  • テキストは2回以上読む

つまり、独学で合格できる人はスクールや通信教育で行ってくれるサポートを自分自身で行い、自己管理をしっかりやっているのです。

行政書士の年収

雇われている場合

士業と呼ばれる仕事の中では、給料はそこまで高くないようです。一般的には年収500万円以下と言われています。

行政書士の資格だけではなく、税理士や社会保険労務士のような他の法律関係の資格も併せて持っていることで、高収入を目指すことも可能だと言われています。

個人の知識や経験によって年収が決まってくる仕事だからです。

開業した場合

行政書士は最初や雇われていても、開業や独立する人が多い職業です。その理由の一つに収入を増やすことがあるでしょう。

しかし、独立の時期をきちんと見極めないと、収入アップどころか収入がゼロになる人も結構いるので注意が必要です。

行政書士事務所でしっかりと経験を積み、幅広い業務の中で自分が得意とする分野は何なのかをはっきりさせる必要があります。

また、開業したからといって、顧客がすぐにつくわけではありません。信頼を得て、一定数の顧客がつくまでは時間がかかります。

そのための営業活動を行ったり、事務所を開くのに初期投資が必要だったりするため、行政書士の仕事のみに集中して行いたい人にとって開業は向かないかもしれません。

しかし、独立開業して成功している行政書士の方の年収は1,000万円を超えるとも言われているので、可能性はあるということです。

行政書士に関するおさらい

行政書士に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 行政書士とは役所に提出する書類を作成し、代理で提出する仕事
  • 特定の分野においてエキスパートになれることや世の中の情勢に密接に関わっている点が行政書士の面白いところ
  • 行政書士の試験の合格率は6〜9%と低く、難易度は高い
  • 独学での行政書士試験合格は強い意志と自己サポートが必要
  • 開業した行政書士が必ずしも高収入を得ているわけではないが、中には1,000万円以上の年収を獲得している人もいる

転職エージェントを利用すれば、実際に転職しなくても自分の適正年収や、キャリアプランの相談に乗ってくれます。

まずは転職サイト、転職エージェントを気軽に利用してみましょう。

業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較 

転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方

マナラボが特におすすめする転職エージェント・転職サービスは以下のとおりになります。

それぞれの特徴を申し上げると、管理職クラス・外資希望の方ならJAC Recruitment・20代ならリクルートエージェントをおすすめします。

JAC Recruitmentはリクルート、dodaに次ぐ第三の売上規模を持ち、外資系に関してはTOPの人脈を持ちます。自分の実力を活かせる場を探している方は特におすすめです。

JAC

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

また、ハイクラスは他にビズリーチもございます。

ビズリーチ

リクルートエージェントは最大手で、まず転職すべきか、今の会社の方がよいのかの相談に乗っていただけます。転職案件は各年齢全般に渡って用意しているのも最大手ならではです。まずはご自身の経歴から、適正の年収なのかを相談していみてはいかがでしょうか?

r-agent

dodaは転職サイトとエージェントの両方の側面をもっています。とりあえずどんな求人があるのかな?と気になった場合はdodaがおすすめです。またdodaの登録はとても簡単でオレンジ色のボタンから必須項目を入れるだけで5分での登録が可能です。転職案件は20代から30代向けがもっとも多いようです。

またdodaには各業界の年収を知ることができるページもございます。
簡易的なものですが、一度利用してみてはいかがでしょうか。

doda