退職の際には、様々な手続きが必要です。

しかし、そう頻繁にする手続きではないので、いざしようと思っても、どんな書類が必要なのかなどわからないことも多くあります。特に、失業保険の受給を考えている人は多いでしょう。

ここでは、必要な書類「離職票」とは何か、失業保険受給資格や手続き手順、必須書類などについて解説します。

退職手続きをさっと済ませて、次のステップに進む準備ができるようになります。

離職票って何だろう?

「離職票」とは、退職した時、10日以内に退職した会社から渡される書類です。「離職票」の正式名称は、「雇用保険被保険者離職票」といいます。

「離職票」は、失業保険の受給を考えていない時は、基本的には必要のないものですが、新しい会社に就職する時に提出を求められる場合もあります。

「離職票」には1と2があり、それらは会社が発行する3枚つづりの離職証明書のうちの2枚になります。

離職証明書は、退職した会社自体がハローワークに提出することになっています。

退職した時に必要な手続きと離職票の関係

一般的に退職した時には、社会保険の資格喪失届の提出と雇用保険の資格喪失届の提出、また次の就職までの期間や退職のタイミングによっては、住民税の変更手続きや年金の切り替えなどの手続きも必要になります。

離職票は、失業手当の受給を申請する時に使うだけでなく、国民健康保険の加入手続きの際にも提出します。

失業保険受給のための2つの条件

失業保険の受給は、だれでもできるものではありません。

  1. 雇用保険の加入期間が1年以上ある
  2. 働く意思と能力がある

ことが条件になります。

会社は、1か月以上の雇用で週20時間以上働く従業員に、雇用保険をかけなければならないことになっています。

受給には1年以上が必要ですが、解雇やリストラなど会社都合の退職の時には、加入期間が6か月以上で受給資格が与えられます。

また、加入期間が短い場合には、過去2年間にさかのぼって加入期間の合算ができることもあります。働く意思とは、求職活動をしていて、かつ病気などでない状態であることで認められます。

離職票の手続き手順

次に、離職票が会社から発行されるまでの手続きについては以下の通りとなります。

  1. 退職日前または退職日に、会社から離職票2を渡されます。
  2. 離職票2に必要事項を記入、署名と捺印をして会社に返します。
  3. 会社は受け取ったものなどを使い、ハローワークで手続きを進めます。
  4. 手続きが完了すると、会社は離職票2と離職票1をハローワークから受け取ります。

離職票1と2は、すぐに会社から退職者へ郵送されることになります。

離職票が届いたら、ハローワークで失業保険の受給の手続きを進められます。

会社によっては、依頼があった場合のみ離職票を発行するという会社もあります。働いている会社がどうなのかわからなければ、退職日前に確認しておく方が手続きもスムーズに進むでしょう。

失業保険の必須書類

ハローワークに行く前に、以下の手続きに必要な書類を揃えましょう。

  1. 離職票1と離職票2
  2. 身分証明書(免許証など)
  3. マイナンバー
  4. 写真(縦3cm×横2.5cm)2枚
  5. 預金通帳かキャッシュカード
  6. 印鑑

マイナンバーのわかるものとは、マイナンバーカード、通知カード、マイナンバーが記載された住民票などになります。印鑑は、シャチハタ以外のものを用意しましょう。

預金通帳かキャッシュカードは本人の名義であることはもちろんですが、ネットバンクや外資系銀行の口座は使えないことを覚えておきましょう。

ハローワークでの手続き手順

ハローワークでの手続きに行くときには、住んでいる場所の管轄のハローワークに行きます。会社がある場所の管轄ではないので、間違えないようにしましょう。

流れとしては、以下の通りとなります。

①求職申込み
申し込みの際には、「働く意思」があることを示すことが条件になります。
②離職票の提出
③受給資格の判定
資格判定に離職票が必要になります。その際には、離職票に記載されている「離職理由」も大切になります。

もし、理由が事実と異なると受給開始日や受給日数に違いがでてくることがあるので、必ず確認しましょう。

④受給説明会の日時決定
説明会に来るのは、失業保険の受給が決まった人です。場所は判定を受けたハローワークで、日時はハローワークが指定してきます。

失業保険受給期間中に、定期的に行われるものです。受給者はこの説明会に出席することにより、再度「働く意思」があることを証明することになります。

⑤受給説明会に参加
需給に関する注意点などを説明されます。
⑥説明会のあと
「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」が渡されて、次にハローワークに行く日=失業認定日が告げられます。失業認定日の設定には、自己都合退職は3か月後、会社都合退職は1か月後とされます。

この期間を、俗に待機期間といい、月に1回以上は求職活動をした証明に、失業認定申告書を記入しなければいけません。

⑦失業認定を受ける
指定された日に再びハローワークに行き、失業認定申告書を提出、内容を精査されて、正式に失業保険受給資格者と認められることになります。
失業認定日から5営業日後に、失業給付金が支給されます。

離職票に関するおさらい

離職票に関するおさらいは以下の通りとなります。

  • 「離職票」は、退職した時に会社から10日以内に渡される書類で、離職票1と2がある。
  • 失業保険の受給を考えていない時は基本的には必要のないものだが、新しい会社に就職する時に提出を求められる場合もあるので、発行してもらったほうがいい書類。
  • 退職後の手続きで離職票が必要なのは、失業保険受給だけでなく、国民健康保険の加入にも必要。
  • 失業保険の受給には、雇用保険の加入期間が1年以上であり、働く意思と能力があることが条件。
  • 離職票を退職した会社から発行してもらうには、離職票2に必要事項を記入し、会社へ返送する。
  • 会社はハローワークで手続きをして、離職票1と2を揃えて退職者に郵送する。
  • 失業保険手続きに必須のものは、離職票1と離職票2意外に、身分証明書やマイナンバー、証明写真2枚に預金通帳かキャッシュカード、印鑑。
  • ハローワークでの失業保険受給の手続きには、時間もかかり、ハローワークでの手続きのために何回か通わなくてはならない。

転職エージェントを利用すれば、実際に転職しなくても自分の適正年収や、キャリアプランの相談に乗ってくれます。

まずは転職サイト、転職エージェントを気軽に利用してみましょう。

業種&年代など経歴特化型転職エージェントの紹介と比較 

転職したい!その思いに答える16のエージェント解説と、効率的な転職の仕方

マナラボが特におすすめする転職エージェント・転職サービスは以下のとおりになります。

それぞれの特徴を申し上げると、管理職クラス・外資希望の方ならJAC Recruitment・20代ならリクルートエージェントをおすすめします。

JAC Recruitmentはリクルート、dodaに次ぐ第三の売上規模を持ち、外資系に関してはTOPの人脈を持ちます。自分の実力を活かせる場を探している方は特におすすめです。

JAC

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

また、ハイクラスは他にビズリーチもございます。

ビズリーチ

リクルートエージェントは最大手で、まず転職すべきか、今の会社の方がよいのかの相談に乗っていただけます。転職案件は各年齢全般に渡って用意しているのも最大手ならではです。まずはご自身の経歴から、適正の年収なのかを相談していみてはいかがでしょうか?

r-agent

dodaは転職サイトとエージェントの両方の側面をもっています。とりあえずどんな求人があるのかな?と気になった場合はdodaがおすすめです。またdodaの登録はとても簡単でオレンジ色のボタンから必須項目を入れるだけで5分での登録が可能です。転職案件は20代から30代向けがもっとも多いようです。

またdodaには各業界の年収を知ることができるページもございます。
簡易的なものですが、一度利用してみてはいかがでしょうか。

doda